バイクで行く茨城県のパワースポット 一押し巨樹のご紹介です(=゚ω゚)ノ
千葉県の巨樹巡りをしてから、その魅力にはまり、以降他県にも遠征するようになりました。
長い年月、風雪に耐えてきた巨樹には、何とも言えない『静と動』のパワーを感じます。
今回の巨樹紹介は茨城県内になります。私が訪れた中で、特にお勧めの巨樹をご紹介したいと思います( `ー´)ノ
※下記①~⑤はgoogleマップへのリンクになってます。
地蔵ケヤキ(取手市)
都心からもそれほど遠くないので、お勧めです。但し農家が多いのどかな地区の一角にある高源寺の境内になりますので、車かバイクでのアクセスが便利かと思います。
境内に入ると・・・
2本の大きな木が現れます。左はスダジイで、これも立派な木ですね。地蔵ケヤキは右側です。その姿に圧倒されます(゜_゜>)。木の周りには杭とロープが張り巡らされており、立ち入りが出来ないようになっています。
ぐるっと回ると・・・
幹には大きな洞があり、その中に地蔵さまがいらっしゃいます。そばに立っている看板には・・・
こちらは、子育て地蔵さまなのです。『洞をくぐり詣でれば安産疑いなし』と書かれていますが、立ち入り出来ないので、現在ではくぐるのは無理ですね(@_@)
本堂でお参りして、くるっと振り返ると
こんな感じで、ケヤキが一望できます。地蔵さまの箇所だけ写真に撮られることが多いようですが、とても樹勢が良い立派なケヤキであることが分かるかと思います。
雨引山楽法寺の大シイ(桜川市)
安産祈願やお宮参りの別名雨引観音として有名なお寺です。紫陽花や桜の名所としても有名ですね。
お寺の山門に到着し、まずは一枚。
この少し先に駐車場があります。何故かそこでも一枚。
駐車場からのスロープをスロープを昇っていくと、すぐ右側に大きな木が出現します。
下から見上げると、特に迫力が増しますね。では上に上がってみましょう(/・ω・)/
更に物凄い迫力ですね・・・( ゚Д゚)・・・。『宿椎』となっていますが、良く分からなかったのでweb検索で調べてみると、どうやら昔、このお寺が火事になった際、本尊をこの大椎の下まで避難させたことで、『本尊の宿』になったとの逸話から、この名称となったのが有力な説のようです。
上から見て見ましょう。
右側の幹の捻じれ具合、凄いですね。この巨漢がかなり斜めにはりだしているのですから、凄まじい重量が根にかかっている訳で、そう考えるとやはり『しっかり根をはる』って、本当に重要なんだと思います。
階段を昇ると本堂です。
更に上に登ってみました。
左下に見えるのは多宝塔になります。今度は紫陽花の時期に又来てみたいと思います。
空禅寺のイタジイ(スダジイ)(土浦市)
空禅寺は霞ヶ浦の近くにあります。このお寺に初めて寄ったのは、以前この近辺をツーリングで通った時ですね。お寺はこんな感じで、地元のお寺といった感じです。
お寺の入口の手前、右側に上がっていく道を昇った先の丘の上に、イタジイがあります。
樹勢が凄いですね。でも根本を見て見ると・・・
長い風月を生き抜いていた跡が、しっかりと垣間見れます。
名称の『イタジイ』って聞いたことがなかったので調べてみたら、正式な和名はスダジイで、沖縄地方での呼び方にイタジイというのがあるようです。この木がイタジイと呼ばれている理由は分かりませんでした。
裏側に回ってみましょう。
沢山の木が寄り集まっているように見えますが、これで一本の木であるようです。木の周りの道路は細めの生活道路といった感じなので、革パン履いた怪しいおじさんがウロウロしているのはまずいとは思いましたが、そばを通った地元の方は、『ああ、また木を見に来ているんだな』といった感じで、こちらをご覧になっておられました(笑)。