バイクで行く栃木県のパワースポット 素晴らしい巨樹のご紹介です(=゚ω゚)ノ
栃木県は比較的山間部の木々が多いので、見ごたえのある巨樹が多い地区になります。日光をはじめとするツーリングスポットも多いので、その道すがら立ち寄ってみるのがお勧めです♪
それでは栃木県で訪れた巨樹の中で、特にお勧めしたい巨樹をご紹介したいと思います( `ー´)ノ
※下記①~⑤はgoogleマップへのリンクになっています。
遍照寺のカヤ
遍照寺は真岡市にあり、近くに鬼怒川が流れる、比較的田畑が多い地区にあります。
近くになると急に木々が多くなり、少しこんもりとした場所から、ふっと前が開けると、目に2体の仁王像が立つ門が目に飛び込んできます。
手前右側にある堂の軒下には、けっこう大きなスズメバチの巣がぶら下がっていました。
そのまま中に入っていきます。
参道が狭く、ちょっと迷路的なイメージがあって、不思議な感覚にとらわれるお寺です。植木鉢にハスや彼岸花を植えて並べてあり、何故か家庭的な印象を受けました。
そのまま真っすぐ進むと、本堂の左側にカヤの木はあります。
下には沢山のカヤの実が落ちていました。
樹齢は約800年。樹勢は素晴らしく、どっしりとした見事なカヤの木ですね。カヤの実は栄養豊富で、飢饉時の非常食としても活用されたそうで、お寺に植えられているのもそういった意味もあると聞いたことがあります。こちらのお寺の境内は中村城跡だそうで、周りには堀の遺構も残っています。地元からも大切にされているお寺であると感じますね。
西明寺のこうやまき
西明寺は陶器で有名な益子町にあります。以前から益子焼の湯飲みが欲しかったので、益子焼のお店が立ち並ぶ里山通りの開いてたお店に寄り、うちの家内とお揃いの湯飲みを選びました。店番のおじいちゃんから『どちらへ?』を聞かれたので、『西明寺へ』と答えると、西明寺の写真集を出して来て、色々と教えてくれました。西明寺は町にとって、やはり特別な存在であるようです。
益子町を抜け、獨鈷山 西明寺へと向かいます。
こちらのお寺の境内には数多くの巨木が存在しており、又重要文化財に認定されている由緒ある建造物も沢山あります。境内の階段を昇ると、国の重要文化財である楼門が姿を現します。
門をくぐり、すぐ左側には、これまた国の重要文化財である、三重塔があります。
正面の本堂にある厨子も重要文化財に指定されています。
本堂の右側に、目的のこうやまきはあります。
高野槙(こうやまき)は、元々紀州高野山に多いことからこの名前が付いており、北関東でこのレベルの大木になるのは珍しいそうです。上を見上げてみると・・・
枝の伸び方が凄いです。これ、どこかで見たような気がしたのですが、思い出しました。子供の頃に見た絵本『モチモチの木』に出てきたモチモチの木に枝ぶりが似ているように思います。上から伸びた枝は下の方に垂れ下がって、上から手を伸ばしているようにさえ感じさせます。初めて見た時は、その迫力に呆気にとられました。お勧めです♪