【XJR1200&1300】 エンジンオイル&オイルフィルター交換のやり方です( `ー´)ノ
はじめに
所有しているXJR1300、1200共に、エンジンオイル&オイルフィルター交換はDIYにてやってます。入れているエンジンオイルは、いつもヤマハのヤマルーブスポーツで、このオイルは他社バイクに乗っている人でもこれを選ぶ人もいるくらい、良く出来たオイルだと思います。バイク用品店では結構なお値段ですが、ネット通販で4L缶だとかなり安く、同様にオイルフィルターやオイル処理ボックスも安く入手出来ます。交換作業も自分でやれば工賃は無料ですから、小遣い制サラリーマンにとってはとっても財布に優しいのです( `ー´)ノ
使用している工具、用意するもの
以下、私が作業する際に準備しているものです。※下記リンクはYouTubeコンテンツにリンクしています。
・ソケット ・・・8mm、12mm、17mm
・フレックスハンドル ・・・差込角1/2のロングタイプ、差込角3/4のレギュラータイプ
・エクステンションバー
・トルクレンチ ・・・10Nm、15Nm、43Nmのトルクで締付られるもの
・ピックツール ・・・Oリング脱着に使用
・オイルトレイ
・メジャーカップ
・トレイ ・・・工具置き用と外したパーツやボルト置き用
・オイル処理用ボックス ・・・4.5ℓ用
・パーツクリーナー又はスプレーボトルに入れた灯油 ・・・パーツや汚れた手を綺麗にするのに便利です。
・ウェス ・・・捨てるTシャツを再利用。素材のメリヤスは油を良く吸ってくれます。
それでは交換しましょう( `ー´)ノ。
古いオイルを抜きます
センタースタンドを立てて、エンジンを約3分程かけて、オイルを温め、オイルトレイを下に置きます。オイル処理用ボックスにそのままオイルを流し入れることも可能ですが、使用しているボックスは入れ口の面積が狭く、反面高さがある為エキパイにぶつかってしまい、流れ出たオイルが箱から漏れ出てしまう恐れが大です。又風が吹くと、落ちているオイルが風になびいて、やはり箱の外に流れ出てしまうことがある為、オイルトレイに落としてから、処理ボックスに移すようにしています。
次にドレンボルトを緩めます。ボルトは17mmです。うちのXJR1300は4-1のエキパイが付いており、ドレンボルトにアクセス出来るよう取りまわしがされていますが、下からソケットにてアクセスすることが出来ません。
メガネレンチかコンビレンチであればアクセス可能なので、いつもどちらかを使用しています。今回はコンビレンチを使用します。気分次第です(笑)
緩めたら、ボルトを指でどんどん回すと、ドレンボルトが少し斜めになってきます。これが後、一回し程で外れる目安になるので・・・
回した瞬間、ボルトを手前に引きます。これくらいのオイルかぶりなら、上出来ではないでしょうかね(=゚ω゚)ノ
以前はそのままトレイの中に落として、後で綺麗にしてました(笑)。
ドレンボルトと指を、灯油スプレーで綺麗にしておきます。ボルトにはワッシャーが付いており、これはオイル交換毎に新品に交換します。
落ちるオイルが少なくなってくると、ちょっとした風でもオイルが飛んでしまいます。こんな感じで曲がりながら落ちてしまうので、風が強い日のオイル交換はやめておいた方か良いかと思います。
オイルが落ち切ったら、新品のドレンワッシャーを取り付け、ドレンボルトを戻します。締付トルクは43Nmです。通常は17mmのソケット+エクステンションバーにトルクレンチで締め付けますが、メガネでないと締付が出来ませんので、トルクレンチが使えません。スパナタイプのトルクレンチではないので・・・。
そこで手で締めるトルクを頼りにドレンボルトを締め付けるるのですが、43Nmの締付は私の腕力の場合、下記画像のコンビレンチをかなりの力で締め付けた時のトルクとほぼ同等になります。以前トルクレンチで締め付けたボルトと、このメガネでかなりの力で締め付けたボルトのトルクが、ほぼ同じであることを確認済なのです。
本当は、元々持っていたメガネやコンビレンチではトルクがかかり過ぎることが計測にて判明し、わざわざこの長さのレンチを購入した訳で、従ってこのレンチはXJR1300のドレンボルト締付専用なのです。
因みに所有している17mmのメガネとコンビは下記3本になります。一番上がドレン専用メガネです(笑)。因みにボルトを緩める際は、長い方が力が入って緩めやすいので、一番下のメガネを使うことが多いです。
※ご参考までに、XJR1200&1300の主要ボルトの締付トルクの値はこちらからどうぞ↓
XJR1200&1300】DIY整備では不可欠! サービスマニュアルに記載されている主要ボルトの締め付けトルク値情報です('◇’)ゞ
エキパイが流れ出たオイルまみれになっていますので、灯油スプレーを吹きかけ、竹の豚毛ブラシでこすって綺麗にし、古着ウェスで拭き取ります。
オイルトレイの排出オイルをオイル処理ボックスに移します。オイル汚れの拭き取りに使用した古着ウェスも一緒に入れてしまいましょう♪
続いてオイルフィルターを外します。