XJR1200&1300 点きっぱなしブレーキランプ修復方法です(‘◇’)ゞ
はじめに
キーをオンにした際、リアのテールブレーキランプが点きっぱなしになっていることに気づきました。通常はブレーキを踏んだ際に点灯しますので、スイッチか配線か、いずれかに不具合が発生していると思われますので、早速点検をします。
原因を究明し、修復します(=゚ω゚)ノ
まずテールランプからW球を取り出して確認してみます。見事に点きっぱなしになっていました。

怪しいところを確認します。最も怪しいのが、リアブレーキのストップランプスイッチです。
一番怪しいのがリヤブレーキのストップスイッチです。ブレーキを踏んだ時、スプリングで引っ張られることでストップスイッチが入る仕組みですが、ここのクリアランスが微妙なので、それが原因である可能性が大です。

場所はエアクリーナーボックスの下あたりになります。エア取り込み口のカバーが邪魔なので外します。

分かりづらいですが、これです。

下から見た図。スプリングが伸びています。

中を撮ってみました。ステーにスプリングの端が引っ掛かっていて、矢印の方向に引っ張られます。

スイッチのカプラーを外してキーをオンにして見ると・・・

ブレーキランプが消えました。ランプが暗くなったのが分かりますでしょうか。フロントブレーキを握ってみるとブレーキランプが点きましたので、原因はやはりリアのストップスイッチに確定です。
こういった安全性を優先するスイッチ類は、不具合が発生すると安全な方に働くようになっていることが多いです。ストップランプは付かないと危険ですし、例えばサイドスタンドスイッチは、不具合が発生すると、スタンドを上げていてもギアを入れるとエンジンがストップしてしまいます。走れなければ絶対事故は起きないという発想ですね( `ー´)ノ

ストップスイッチを留めているナットを緩めます。スパナは17mmです。

緩んだナットをくるくる手で回すと、スイッチがどんどん上に上がってきます。

摘出しました。

カプラーを繋いでスプリングを引っ張り、踏んだ時の状態を再現してみます。
引っ張る前は・・・

引っ張ると・・・

点きますね(´▽`)
最初引っ張った時にはライトが付かなかったので、接触が悪かったことが原因と分かりました。スイッチの上部のゴムを外して、スイッチ内部に通電を良くするコンタクトスプレーを吹いておきます。

元に戻し、実際にリアブレーキを踏んで、ちゃんとブレーキランプが点くことを確認して終了です。

※ご参考までに、XJR1200&1300の主要ボルトの締付トルクの値はこちらからどうぞ↓
XJR1200&1300】DIY整備では不可欠! サービスマニュアルに記載されている主要ボルトの締め付けトルク値情報です('◇’)ゞ
まとめ
点きっぱなしのブレーキランプを、リアのブレーキランプスイッチ補修により修復するやり方をご紹介しました。やり方さえ分かれば、そんなに難しい作業ではありませんので、DIYで十分可能かと思います。
ブレーキランプは意識して確認しないと気づかない場所なので、定期点検はやっぱり重要なのだと、改めて思いました。
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