【XJR1300】キャブレターをオーバーホールしました 絶不調のアイドリング、完治しました(゚∀゚)♪
- 1. はじめに
- 2. まずキャブレターを車体から外します( `ー´)ノ
- 3. これがキャブレターのイラスト展開図です( ̄ー ̄)
- 4. それではバラシていきましょう( `ー´)ノ
- 5. ジェット類、フロート、バルブシートを外します
- 6. 4連キャブレターを分割します(・ω・)ノ
- 7. スタータブランジャ(チョークパーツ)を取り外します
- 8. キャブレター本体、ジェット類を洗浄します( `ー´)ノ
- 9. キャブレター組み立てに手配したパーツはこちらです('ω’)ノ
- 10. スタータブランジャ(チョークパーツ)を取り付けます
- 11. ジェット関連を取り付けます(`´)
- 12. ブリーザーパイプとフューエルニップルを取り付けます(`´)
- 13. バラバラにしていたキャブレターを連結します(・ω・)ノ
- 14. 始動確認後、キャブレターの同調を取ります( ̄▽ ̄)
- 15. 実油面を確認しましょう(・ω・)ノ
- 16. 果たしてオーバーホールの効果はあったのでしょうか?(゜_゜>)
- 17. まとめ
はじめに
ここしばらくアイドリングが絶不調だった愛機XJR1300ですが、いよいよエンジンが止まらんばかりにヤバい状態になってきました。どうやらスロージェットの詰まりが原因である可能性が濃厚です。おまけに異常なキャブレターのオーバーフローも発生。これはキャブレター内部のニードルバルブ(フロートバルブ)やバルブシートのOリングが駄目になっている恐れが大かと思われます。
キャブレターのオーバーホールは結構大変な作業となりますが、色々調べてみると慎重に作業を進めれば何とか出来るのではないかと判断し、時間はかかることを覚悟のうえで敢行することにしました。
まずキャブレターを車体から外します( `ー´)ノ
キャブレターをオーバーホールするには、当然キャブレターを車体から脱着しなければなりません。
脱着方法は下記記事をご参照頂ければと思います↓
【XJR1300】やればできる!キャブレターの交換方法です('◇’)ゞ
で、無事外れたキャブレターです。オーバーフローホースを外します。
これからバラバラにするので、どのように組み上がっているのかが後程確認出来るよう、色々な角度から画像を撮りまくりました。
又キャブに留まっているプラスのビスは結構固く締まっている場合が多く、事前に浸透潤滑剤を吹いておくのが超お勧めです。管理人はワコーズのラスペネをいつも愛用しています。
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これがキャブレターのイラスト展開図です( ̄ー ̄)
こちらがヤマハが公表しているパーツリストのキャブレターイラスト展開図です。管理人のXJR1300と同じ、モデル年度 1998、登録型式 5EA1です。
さすがキャブレター、パーツの数が半端ないですね(◎_◎;)。くれぐれもなくすことのなき様、又ビス類は舐めてしまうことのなき様、注意したいと思います。
それではバラシていきましょう( `ー´)ノ。
それではバラシていきましょう( `ー´)ノ
まずダイヤフラムカバーを外します。外した瞬間にスプリングが飛び出しますので、要注意です。
ダイヤフラムAss’yを外します。ダイヤフラムのゴムは、粗く扱うと切れたり穴が開いてしまう恐れがあります。憂き目に遭ったダイヤフラムは使用不可となりますので、取り外し時にはくれぐれもご注意下さい( ̄д ̄)/。
次にフロートチャンバを外します。中がどうなっているのかがちょっと怖かったのですが、開けてみたらムッチャ綺麗だったので、呆気にとられました(; ・`д・´)。スロージェット、問題ないんじゃないかい・・・?
ビスがかなり固くしまっている場合は、ボルスター付ドライバーにメガネレンチを付けて、ドライバーを上から強く押しつけながらメガネレンチを回して外すようにしています。回す時にはジワーっと力を入れるのは厳禁で、最悪舐めます。『クッ、クッ』っといった感じで力を入れると、『パキッ!』っという感じの音がしてビスが緩みます。こんな感じでメガネをかけるのです。
忘れない内にフロートチャンバーに付いているドレンスクリュを外しておきます。
続いてジェット類やフロート、バルブシート等を外していきます。