【XJR1300】キャブレターメインジェット用 マイナスドライバーの自作方法です(・ω・)ノ
はじめに
過日XJR1200のキャブレターメインジェットを外して掃除しました。
外すのにはもちろんマイナスドライバーを使うのですが、溝がかなり広いのです。

普通のマイナスドライバーでは当然ゆるゆるです。

ジェットの素材は柔らかい真鍮なので、固く締まっていた場合、溝を広げてしまいそうな感じですね(´゚д゚`)。
ジェット専用工具も販売されていますが、現物の寸法を計測してみると少し緩い感じなので、ピッタリサイズのドライバーを自作することにしました。
それでは作りましょう(・ω・)ノ
中古工具屋さんで、加工するマイナスドライバーを購入しました。税込み55円の激安価格でゲットです( ̄▽ ̄)

ジェットの直径と溝の幅を計測します。直径は8mmでした。ドライバーの先端を削るので、自然とこの寸法に近いものになるかと思われます。

次に溝幅を計測します。1.6mmでしたので、ドライバーの先は1.4mmくらいの厚さに加工することにしました。

グラインダーで削って、寸法を出します。
ずっと削りつづけるとドライバーの先が高温になり、スチール素材がなまくら状態になってしまいますので、少しけづったらすぐ冷ますを繰り返します。こうすれば硬度と粘りが低下するのを防ぐことが出来ます。

1.4mmの寸法が出ました。

メインジェットに合わせてみます。ぴったりですね( `ー´)ノ

削った際のバリを、砥石で削り、先を滑らかにします。

寸法加工はこれでOKですが、このままですと当然錆びてしまうドライバーになってしまいます。なので錆防止の加工を施します(・ω・)ノ