【XJR1200】スピードメーターの分解と清掃のやり方をご紹介します(/・ω・)/
はじめに
XJR1200の中古スピードメーターを入手しました。以前から欲しかったフルスケールメーターで、しかもマイル表記です。恐らくアメリカ向け輸出車用のメーターではないかと思われます。もちろんkm表記も併記されていますので、普通に走る分には全く問題ありません。車検時には記載事項をマイルに変更しました。
せっかくなのでメーターを分解、掃除をすることにしました。合わせて現在付いているメーターのオドメーター距離数をマイルに換算し、オドメーターの数値を合わせることにしました。
※こちらの記事では距離の合わせ方の方法はご紹介しておりません。アナログなオドメーターが組み立てられて作られている以上、分解することも不可能ではないのです。しかし無理にやると壊れますのでご注意下さい。
入手したメーターはこちらです(・ω・)ノ
こちらが入手したマイル表記フルスケールメーターです。
内側に黄色でkm/hの表記がされています。トップスピードは260kmですね。オドメーターの値は23,261マイルなので、キロメーター換算では ×1.609344 = 37,435kmです。まだまだ問題なく使えると思われます。
それでは早速分解していきましょう(/・ω・)/
では分解開始です('◇’)ゞ
トリップメーターのリセットノブをマイクロドライバーで外します。
外れました。かなーり小さなネジで留まっています。
ネジで留まっているのを知らずに、リセットノブを逆回転させて引っ張っても当然外れず、壊れることになりますのでくれぐれもご注意下さい(; ・`д・´)。
メーター裏のカバーを、2番のプラスドライバーで外します。
外しました。
ビスを捻じ込んでいるのは樹脂製のベースであることが分かります。こういった樹脂の捻じ込み部分は、強いトルクをかけてビス留めすると、ネジ溝が舐めてしまうことが多いので、取付けでネジを締める際は慎重に作業することが重要かと思います。
続いて裏のカバーを2番のプラスドライバーで外します。
次にこの3箇所のナットを外します。
最近使用頻度が少なくなっているラチェットメガネを登場させました(・ω・)ノ。
ステーを取り外します。
次にメーターカバーを外します。
外すビスは2箇所で、一つ目はここです。
2つ目はここです。
メーターカバーが外れました。
続いてメーターユニットを外します。
このビスを外すと外れるのですが、その前にやらねばならないことがあります。
ここですね。
手前のカプラーを抜くのに、このカバーを外さねばなりません。
外せば、この穴からカプラーを抜くことが出来ます。
ようやっとメーターが摘出出来ました。
管理人のXJR1200は、メーター交換時のオドメーターの走行距離は57,757kmでした。
マイル換算ですと、57,757km ÷ 1.609344 = 35,889マイルですので、距離を合わせました。
合わせる方法はご紹介出来ません。組み立てられたものは必ず分解することが出来ますので、どうしてもやってみたい方は、壊れてしまうリスクを承知の上でトライしてみてください。
尚、メーターを交換した場合、車検時にはそのメーターの距離数が車検証には記載されます。それが全く問題ないことは検査官に確認済です。それがOKにならないと中古メーターを取り付けることが出来なくなります。
それではお掃除しましょう('◇’)ゞ
それでは綺麗にお掃除しますよー(゚∀゚)
メーターカバーの裏側、ここには細かい埃が付着していますので、濡れたクロスで拭いた後、塗面光沢復元剤『マイエターナル』で磨いておきます。
円を描くように磨くのではなく、縦・横にスパッっと磨くようにする方が綺麗に磨けるように思います。
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メッキカバーはピカールで磨きました。
メッキが厚くしっかりしている場合は問題ありませんが、メッキ面が劣化し、ボロボロになっている場合はピカールで磨くと一気にメッキ面は剥げてしまいますので、目立たない場所で試してから作業することを強くお勧めします。
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磨き終わりました。
流石ピカール、いい仕事してますねー(^。^)
分解した時の手順を逆にやって、メーターを組み立てます。
ビスを強く締め過ぎてビス穴を舐めてしまわぬよう、くれぐれもご注意下さい(; ・`д・´)。
全体的に綺麗に蘇った感が出ているかと思います。
マイル表記のメーターはとてもレアなので、入手出来てとても嬉しいです(´∀`*)ウフフ。
まとめ
入手したXJR1200のフルスケールメーターを分解し、清掃するやり方についてご紹介しました。
実はこの作業をやったのはもう6年前の2017年で、今のメーターは60,000マイルを超えました。km換算では96,000km超えですので、もう間もなく100,000kmですね(・ω・)ノ。今に至るまでメーター内イルミバルブを一度交換しただけで、メーター本体自体はノントラブルです。これからも大切に乗っていきたいと思います('◇’)ゞ。
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