【XJR1200】壊れるとスピードメーターが動きません(;゚Д゚) スピードメーターギアクラッチ交換方法です(・ω・)ノ
はじめに
愛機XJR1200のスピードメーターが動かなくなりました。
最も原因として可能性が高いのがスピードメーターケーブルのワイヤー切れですので、まずここを確認します。
外して確認しましたが、切れていませんでした。
中できれていないかを確認するのに、ワイヤーの端っこを手で回してみます。
スピードメーターが動きましたので、メーター内部の不具合でもないことが確認出来ました。
と言うことは、フロントホイールのディスクに付いているスピードメーターギアに不具合が発生していると思われましたので、ここを外して分解してみることにしました。
では、スピードメーターギアを取り外します( `ー´)ノ
スピードメーターギアを外すにはフロントホイールをはずさねばなりません。
まずフロントブレーキのキャリパーを外します。
フロントアクスルを固定しているピンチボルトを外します。
ホイールアクスルを緩めます。
ここは73Nmという大きなトルクで締付られていますので、外す際はソケット&ロングスピンナハンドルで外すのがお勧めです。
※ご参考までに、XJR1200&1300の主要ボルトの締付トルクの値はこちらからどうぞ↓
XJR1200&1300】DIY整備では不可欠! サービスマニュアルに記載されている主要ボルトの締め付けトルク値情報です('◇’)ゞ
自作したジャッキアップスタンドを使い、フロントを上げてアクスルを抜き、フロントタイヤを外します。
自作フロントジャッキアップスタンドの作り方はこちら↓
【XJR1200】自作フロントジャッキアップスタンドの作り方です( ̄ー ̄)/
フロントホイールからスピードメーターギアを外します。
ギアユニットを外して見ると、本来あるべきメータークラッチ部品の突起部分が見当たりません。
ギアユニットの中にべったり塗りこまれていたグリースの中から、突起が折れたと思われる欠片が見つかりました。ギアユニットの動きが硬くなり、圧力に耐えられなくなった突起部分が折れたと思われます。
そこでギアユニットも交換することにしました。