先が擦れたネクタイを自分で修理する方法 まだまだ使えますよヽ(^o^)丿
はじめに
お気に入りのネクタイはついつい使用してしまうものです。シルクは使用頻度が多ければ多いほど、擦れてしまうのは仕方がないですね。大抵擦れるのは大剣と言われるネクタイの先部分。ここですね↓

ネクタイがスーツの裏側に擦れてしまう為にこうなってしまうのです。ここさえ綺麗になれば、まだまだ使えるのに・・・と思いながらも廃棄してしまったご経験のある方も多いのではないでしょうか。
ネクタイの構造って、実はそんなに複雑ではありませんが、素人が同じ作り方で現状復帰をするのは、かなりハードルが高いと思います。
そこそこ簡易なやり方で縫ってみましたら、裁縫が全く得意ではない管理人ですら出来ましたので、そんなネクタイの修理を自分でやることが出来る方法をご紹介します。
準備するもの
下記が準備するものになります。
・まち針・・・10~15本
・縫い針・・・用意した糸に合う針
・縫い糸・・・ネクタイ表地と裏地の色に合った手縫い用の糸。
・糸切りハサミ
それでは作業開始です('◇’)ゞ。
まずネクタイをバラします
縫い糸を裁縫用の糸切りばさみで切り、片っ端からばらします。
補修するのは剣先ですから、ループ(小剣を通す帯状のパーツ)の下までバラせば十分です。

バラすとこうなっています。

表地と裏地で芯地をサンドイッチにして、表地の端同士を縫い合わせて袋状にしています。このようなちゃんとした製法を素人が再現するのは極めて難しいので、管理人は下の方法で補修をしました。
最初に芯地を表地で包むようにしながら糸で縫い、裏地を裏からあてて、表地と縫い合わせというやり方です。
図解するとこんな感じです↓

それではバラしたパーツを加工します。