【XJR1200&1300】フロントディスクブレーキパッド交換方法をご紹介します(・ω・)ノ
はじめに
エンジンオイル交換の次に多くDIY整備されるのはブレーキパッド交換なのではないかと思います。ジャッキアップスタンド等の工具は必要ありませんし、基本的な工具とトルクレンチがあれば十分交換が可能なので、試してみる価値は十分ありかと思います。
今回は管理人の愛機である’98年式XJR1200のブレーキパッド交換のやり方をご紹介します。ブレーキパッドの構造は、多かれ少なかれ、同じ年代のバイクであれば、どのメーカーもほぼ同じような構造をしているので、他車種を乗っておられる方にも参考になるのではないかと思います。
しかしながらブレーキは言うまでもなく重要な重要保安部品に相当し、正しい作業工程を遵守した作業を実施しないと走行中の事故に直結しまう恐れがある為、極めて慎重に行わなければならない整備かと思います。その点を十分ご留意頂いた上で、実施においては自己責任にてお願いいたします。
交換に使用した工具です(/・ω・)/
交換に必要な工具は下記になります。
下記、管理人が作業で使用したものになります。
・トルクレンチ・・・・・・・・・・・40Nmが測れるもの
・ソケットレンチ・・・・・・・・・・12mm キャリパーを外します
・5.5mmソケット又はプライヤー・・パッドを留めているピンを外すのに使用
・プライヤーレンチ・・・・・・・・・ピストンを戻すのに使用
・マイナスドライバー・・・・・・・・ブレーキパットのカバーを開けます
・2番プラスドライバー・・・・・・・ブレーキフルードのリザーバータンク蓋のビスに使用します
それでは作業開始です('◇’)ゞ
キャリパーを固定しているボルトを外します。
画像ではフレキシブル板ラチェットレンチで外していますが、ソケットレンチ&スピンナハンドルで外すのが効率的かと思います。
カバーを外します。マイナスドライバーでこじれば、簡単に開きます。
パッドを留めているピンは割ピンで留められています。割ピンは裏側に回っているので、パッドを留めているピンを回転させて割ピンの頭を上に向けます。
ピンの頭は5.5mmのボルト状になっています。ソケットがあればそれを使用すれは良いかと思いますが、簡単に回るので、ない場合はプライヤーでも簡単に回ります。
抜いた割ピンです。再利用しますので無くさないようご注意ください( `ー´)ノ。
パッドを留めているピンを抜けば、パッドは簡単にキャリパーから抜くことが出来ます。
リアブレーキパットにはシムが入っているのですが、シムは入っていませんでした。
たまに部品を入れ忘れて整備されているケースがありますので、念のためパーツリストで構成パーツを確認します。やはりシムはないようですね(._.)。
因みにリアのブレーキキャリパー展開図はこちらです。『これ』がシムで、プレーキパッドに貼り付けるようにセッティングします。フロントにはなくてリアには付いているということは、シングルピストンであるが故に振動でブレーキ音が鳴ってしまう為、音鳴り防止の目的でシムを入れているのかもしれません。あくまで推測です(-ω-)/。
尚こちらの展開図は管理人のもう一台の愛機である’98年式のXJR1300も同じですが、年式が異なるとブレーキの仕様が変わってきますので、ご注意ください(・ω・)ノ。
左側がweb通販で今回購入した、それなりに評価が高かったお求めやすい価格のブレーキパッドです。
今まで付いていたパッドの効きがかなり悪かったので今回交換することしたのですが、果たして効きは改善するでしょうかね・・・(;´・ω・)。
では新しいブレーキパッドを組んでいきます。