【XJR1300】こりゃヤバイ(;゚Д゚) 固着したキャブレターチョークレバーの修理方法です(/・ω・)/
はじめに
キャブ詰まりで交換したキャブレター、チョークが固着して全く動かないことが判明しました。冬場意外にもエンジン始動にはチョークを使用することが多いので、このままかなりヤバイのです(゜_゜>)。ロッドを軽く叩いてみましたが、全く動きません。かなり頑固に固着しているようです。
きちんとチョークが動くよう、修理することにしました。
![](https://himenotono.blog/wp-content/uploads/2023/05/XJR1300 チョークの固着修理 0-768x1024.jpg)
それでは修理開始です('◇’)ゞ
まずは、4つのキャブについているチョークピストンを同時に動かしているロッドを外します。
ロッドの端はスナップリングで留まっています。マイナスのマイクロドライバーを差し込み、回すように捻ると、簡単に外れます。
![](https://himenotono.blog/wp-content/uploads/2023/05/XJR1300 キャブレターチョークの固着修理 1-1024x913.jpg)
○の箇所のビスを外すと、ロッドが簡単に抜けます。
![](https://himenotono.blog/wp-content/uploads/2023/05/XJR1300 キャブレターチョーク固着修理 2-941x1024.jpg)
次にキャブ毎に付いている固着して動かないチョークのピストンが動くよう、いじってみます(-ω-)/。
一番左側のチョークは、プライヤーレンチで引っ張ったら、簡単に動くようになりました。
![](https://himenotono.blog/wp-content/uploads/2023/05/XJR1300 キャブレターチョークの固着修理 3.jpg)
左から2番目、3番目のチョークは全く動く気配がありません。全体的に綺麗なキャブレターなのですが、今まで一度もチョークを引いたことがないのでしょうか・・・?
仕方ないので、ダイヤフラムを外して、裏側から最強の潤滑剤であるラスペネを吹くことにしました。
![](https://himenotono.blog/wp-content/uploads/2023/05/XJR1300 キャブレターチョークの固着修理 4.jpg)
黄色○の箇所がチョークのピストンの裏側です。ここからラスペネを吹き入れます。
![](https://himenotono.blog/wp-content/uploads/2023/05/XJR1300 キャブレターチョークの固着修理 5.jpg)
プライヤーレンチで少しづつクニクニと回すように力を入れると、固着していたパーツが動くようになりました。
![](https://himenotono.blog/wp-content/uploads/2023/05/XJR1300 キャブレターチョークの固着修理 6.jpg)
その後マイナスドライバーでチョーク部分を引っ張ったら、やっと動きました(・∀・)。
ここまでしてようやっと動くのですから、長い間ストックされていた中古のキャブレター等で完全に乾ききってしまっている個体は、意外とこういったものが多いのかもしれません(^-^;
![](https://himenotono.blog/wp-content/uploads/2023/05/XJR1300 キャブレターチョークの固着修理 7.jpg)
この後、想像もしたくないあり得ない事件が発生しました。