バイクで行くパワースポット 東国三社巡り(/・ω・)/

バイクでお出かけ、ツーリング

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リターンライダーになってから巨樹巡りにはまり、巨樹が多く存在する神社仏閣巡りに興味を持つようになりました。そして毎年の恒例となっているのが、東国三社巡りです。

東国三社とは?

東国三社とは、『鹿島神宮』『息栖神社』『香取神宮』を指し、この三社は最強のパワースポットと言われています。これらの神社の歴史は古く、鹿島神宮と香取神宮は、何と2600年以上の歴史があるのです。神社にも格式があり、中でも『神宮』は、皇室と深い関係がある神社に使用される称号になります。因みに平安時代に『神宮』の称号を持っていたのは、伊勢神宮・鹿島神宮・香取神宮の三社だけであったそうです。

又東国三社と言われる一番の理由は、『日本書紀』や『古事記』に記されている『出雲の国譲り』という有名な神話から由来しています。

超簡単にその神話を解説すると、

『高天原(天上界)に住む天照大御神の命を受けて、(今の日本)の統治権を譲ってもらえるよう鹿島の武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)と香取の経津主大神(ふつぬしのおおかみ)が地上降り立ち、地上の世界を作り上げた大国主命を説得~( `ー´)ノ。最終的に大国主命は、高天原に届くような壮大な宮殿に大国主命を祀ることを条件に譲ることを決意しました(/・ω・)/』

というお話しです。ニ神が地上に降り立った際に東国への案内役を務めたのが、息栖の久那斗神(くなどのかみ)。つまり、日本建国においてとても大切な役割をなされたのが、三神の方々なのです(・ω・)ノ。

因みに大国主命を祀っているのが、出雲大社になります。

尚、三社を回る順番ですが、どこから回っても問題ないそうです。鹿島神宮が『すべての始まりの地』とも言われていることから、鹿島からが良いという説もあるようですが、わたしはいつも香取神宮から回るようにしています。論理的な根拠はなく恐縮ですが、心の声がそうしろと言っているような気がするので、素直にそれに従っております(=゚ω゚)ノ。

香取神宮に到着しましたよ(=゚ω゚)ノ

香取神宮へのアクセスは、通常利根川沿いのR356を使用する場合が多いかと思います。解放感があり良い道なのですが、直線がずっと続くので単調な感じも否めません(;・∀・)

で、いつも使っているのが成田を経由するR51です。程よくコーナーもあり、走っていて中々良い道です。

香取神宮に到着しました。

香取神宮のHPはこちら

駐車場から鳥居までお土産物屋さんや団子屋さんが並ぶ、参道商店街があります。

この商店街通り、実は徐行すれば車やバイクも通れます。管理人のバイクはマフラー音が少し大きいので、通る時は、いつもゆっくりです(;・∀・)

お店の方にガン見されましたよ(∩´∀`)∩

格式の高さがいや応なしに伝わってくる鳥居です。もちろん最高の記念撮影スポットです。

この場所にも駐車スペースは数台分ありますが、満車であることが多いので、結果手前の駐車場に停めることになるケースが多いかと思います。

しかし、私はいつもそこに停めてません。最初に来た時はこの鳥居から総門までの表参道を歩いたのですが、猛暑の中で思った以上に距離があるので、ヘロヘロになった思い出があり、それからはバイクで表門近くまで行っております。

ここでの記念撮影、大好きなのです♪

香取神宮の境内案内図を見て見ますと、一目瞭然↓

駐車場の手前、左側に丘を登っていくような細い道があります。これが旧参道です。

画像の左側の細い道ですね。

知らないと分からない道です

この旧参道を進んでいきます。

この時、季節は初春だったので、途中梅の花が綺麗に咲いていました。

道の突き当りには、砂利敷きですが駐車場があります。

画像右奥に道が繋がっており、そこをそのまま降りていくと・・・

砂利敷きは滑りやすいので、バイクは特に要注意!

総門の前に出ます。鳥居の下に、バイクのタイヤがちらりと見えていますね。バイクの前には車祓所スペースがあります。今回は撮影の為、一時的にここにバイクを停めましたが、先ほどの駐車場に停め直しました。

この鳥居の手前、左側には・・・

神池があります。

こじんまりとしていますが、とてもバランスが取れた綺麗な池です。

総門前、右側には文化財である神徳館表門があります。

香取神宮境内で残る、唯一の藁葺屋根の建築物だそうです。

境内の樹木は、全て神が宿っているような、厳かなオーラを発しております(/・ω・)/

それでは、総門から入らせていただきます。

総門を入ってすぐ目の前に手水舎があり、右に行くと楼門です。

昭和58年に重要文化財に指定された楼門。元禄13年(1700年)に本殿と共に建てられており、楼上の扁額は日露戦争でバルチック艦隊を破った東郷平八郎の筆によるものです。

以前晩秋の折に参拝した際は、菊の花が咲く時期であったので、こんな感じで菊の花に彩られていました(*´ω`*)

綺麗やねぇ(*´▽`*)

楼門をくぐると、正面に本殿があります。

静けさの中、厳かに鎮座しております。数ある神社の本殿の中で、こちらの香取神宮の本殿が最も好きです。

こちらも国の重要文化財に指定されています。

向かって左側にはとても立派な大杉がありますが、ご神木は向かって右側になります。

こちらが御神木。

樹皮の様相、これ半端なく凄まじい力を感じます。今まで数多くの大杉を見てきましたが、初めてこちらのご神木を拝見した時は、しばらく固まってしまいました。

ご神木の更に右側には現在は祈祷殿となっている旧拝殿があります。

過去数多くの神社仏閣を訪れていますが、実は今まで御朱印を拝受したことがありませんでした。

前回の家族旅行で、家内が平等院鳳凰堂で御朱印帳を入手し、拝受した御朱印を見て、『・・・いいな』と思い、これからは御朱印を拝受したいなと思っておりました。

神社とお寺では御朱印帳は分けたいですし(平等院のご集印帳は混在しても問題ないらしい)、バイクにて訪れる場合は、愛用のウェストバックに楽に入る通常の御朱印帳サイズ(横11㎝×縦16㎝)が良いので、旅行中に東大寺にてこのサイズのお寺用を入手。

でも神社用はどうしても東国三社から、特に香取神宮からスタートしたく、それがずっと念願でありました。

そして今回その念願が叶ったのであります(=゚ω゚)ノ。

香取神宮の御朱印帳はこれです。

とても良いですね~♪

そして早速拝受した御朱印はこちらです。流石、達筆で、素晴らしいです(*‘∀‘)/

下総國一宮の記載もありますね。

御朱印を拝受し、本殿を回ります。

細部の彫刻も流石丁寧で、謙虚な想いで拝見させていただきました。

こちらはパワースポットとしても有名な三本杉。

源頼義の祈願により三又に分かれたといわれる大杉で、真中の杉は上部が欠如し、中が空洞になっています。

残り2本の杉にも倒壊防止のロープがかかっていました。自らの身を削って、参拝する方々にパワーを与え過ぎたような印象を受けました。

海上自衛隊練習船『かとり』の錨がありました。

船の名前に由来が深い香取神宮に、こちらの錨は奉献されたそうです。

登ってきた旧参道を少し戻ると、要石の看板が出てきます。

ありました。手前の木の根、凄いです(;・∀・)

要石は香取神宮だけでなく、鹿島神宮にもあります。香取神宮の石が普通に丸いのに対し、鹿島の要石は、上部が凹んでいます。言い伝えでは、地下の大鯰が暴れることで、この地方に度々大地震が起きていたが、頭分は鹿島の要石で、尾は香取の要石で抑えることで、地震発生を鎮めているとのこと。貞享元年(1664)三月、徳川光圀公が鹿島神宮に参拝の折、7日7晩ぶっとうしでこれを掘らせたが根元を見ることが出来なかったと伝えられているそうです。又一説によると、この香取の要石と鹿島の要石は、地中で繋がっているとか(・ω・)ノ

旧参道をもう少し下ると、今度は奥宮の看板が見えてきます。

意外とこじんまりとしていますが、この空間、半端ない凛とした緊張感が漂っていました。

奥宮でも御朱印を賜ることが出来ますので、もちろん拝受いたしました。

奥宮入口の手前左側には、天真正伝神道流の始祖である飯篠長威斎のお墓がありました。

神道流は日本の剣道史上,最も古い流派なのだそうです。

それでは次に、息栖神社に参ります。