KVKシャワーヘッドの水漏れ補修( `ー´)ノ※パッキン交換だけで直らず
はじめに
KVK製シャワーヘッドから水漏れが発生しました。
最初はちょろちょろでしたが、ヘッドのホース接続部分を弄っていたら、突然水が噴き出しました。こりゃ、やべ~(;゚Д゚)!!
色々調べてみると、ほぼ間違いなくゴムパッキンの劣化であると分かりましたし、KVKの補修パーツは良く行くホームセンターにあるのを知っていますので、早速修理することにしました。
さて、修理開始です( `ー´)ノ
早速ホームセンターでパッキンセットを購入しました。
シャワーホースに使用するパッキンが全て入っています。こういったパッキン交換は、漏れていなくても全て交換するのがセオリーなので、当然全交換します。
水栓本体とシャワーホース接続部のパッキンを交換します。
ナットはプライヤーレンチで外しました。締付トルクは小さいので、モンキーレンチやモーターレンチでも緩められるかと思います。
中にパッキンが入っています。潰れて変形しているようですね。
千枚通しで摘出します。取り出すと潰れ具合が良く分かります。
シャワーヘッド部のパッキンを交換します。黒いリングのようなやつですね。
これも同様に千枚通しにお世話になりました(=゚ω゚)ノ
右が新品、左が摘出したパッキンです。
ヘッド部分のは内径が大きくなり、劣化が顕著です。又接続部分のパッキンは、やはりかなり変形してますね。もう一つ、シャワーヘッドを締めるナットの内部に入れるパッキン(リング)がありますが、外したパッキンの写真撮るのを忘れてしまいました(;´・ω・)。状態はあまり劣化していなかったように思います。
接続部分のパッキンを入れ、元通りに締め付けました。
元々漏れはありませんでしたが、年の為テストしたら、漏れはありませんでした。
ホースヘッドに新しいパッキンを入れます。パッキンの溝が開いている方を上にしてセットします。
ナット用のパッキンを交換します。ナットの奥のほうに、パッキンが入る溝がありますので、そこに入れ込みます。手前のネジ山に入れてしまうと、ヘッドを捻じ込んだ時に、パッキンをねじ切ってしまう恐れもあるかと思いますので、要注意です。パッキンを交換後、ヘッドを取り付けて、漏れがないかをテストします。
結果、じゃんじゃん、漏れました・・・(;゚Д゚)。一体、何故!!!
漏れていた本当の原因が判明
良く確認してみたところ、このヘッド金具部分のホースが劣化、かしめている箇所が緩くなり、金具の下から漏れているらしいことが分かりました。
こんな感じでかしめられています。劣化した部分を切り取り、再度ホースにリングを被せ、ヘッド部分のパーツを圧入すれば漏れは止まるハズです。
劣化したホースを取り外すのに、金具の下をカットします。下をカットすれば被せてあるリング金具がすぐ外れましたが、金具にかぶさっているホースがなかなか取れなかったので、カッターで切って外しました。
プラハンマーで圧入します。ホースの内側はゴムなので、滑りを良くしないと入りません。今回はシリコングリースを金具とホース内側のゴムに塗布し、打ち込みました。シリコンスプレーも効果はあると思いますが、ホースに吹くとホース内部まで入りこんでしまうので、布に吹いて、塗りつけるのが良いと思います。
又CRC-556はゴムを侵してしまうのでやめた方が良いです。
圧入が完了しました。
ナットを戻し、ヘッドを締め付けてテストをしてみます。
全く漏れませんでした( `ー´)ノ
金具にはまっていたホースの裏側を見て見ると、完全にゴムが切れていました。この状態では漏れて当然ですね。パッキン交換で漏れが止まらない場合は、パッキンの組み付け不良か、ホースヘッドのホース劣化かと思います ( `ー´)ノ
まとめ
以上、シャワーヘッドの水漏れの補修方法をご紹介いたしました。
パッキン交換のみで漏れが止まればラッキーですが、もしまだ漏れるようであれば、ホースのかしめ部分を繋ぎ直せば、まず完治するかと思います。
尚、かしめ部分から漏れは無かったとしても、いつかはガタがくると思いますので、これを機会にかしめし直しをするのも良いかもしれませんね(/・ω・)/。