ワイズギア YAMAHAバイクカバー実力診断テストをやってみました( `ー´)ノ

XJR1200、1300の整備

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はじめに

以前使用していたバイクカバーは、Amazonで高い評価を得ていたものを使用していました。当初愛XJR1200に使い始めて良い感じだったので、後に手に入れたXJR1300ペケにも購入。耐熱とは謳ってなくても、停めてすぐのエンジン熱々状態でもシートが溶けることがないと聞いていたので、期待を込めて2台で使っていました。

実際にカバーそのもので溶けたことはなかったのですが、期待していたほどは耐久性が無かったようです (゜_゜>)。使い始めてからほどなく色が褪せはじめ、約1年ほどで素材も劣化。風の強い日にビリビリに破れて駄目になりました。

後継カバーとして購入したのはワイズギアのYAMAHAオリジナルカバー。サイズは2L、web通販にて購入した為、希望小売価格よりもかなり安く入手しました。

ドキドキ(*‘∀‘)
XJRは2Lです(-ω-)/

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箱から出します。

ワクワク(´▽`)

触ってみた感じ、それほど生地が厚いといった感じはしないです。ネット通販の評価欄を見ると、以前の方がずっと生地が厚かったというコメントは多かったですね。

・・・んっ!?( 一一)

使用上の注意には、バイクが冷えてからカバーをするようにとなっております。しかし、こちらのカバーもネット通販の評価では、停めてすぐかけても溶けないというコメントが多く、このカバーに決めた一番大きな理由だったりします。

それでは過去使用していたカバーとの比較を含めた検証をしてみたいと思います。

過去使っていたカバー

過去使っていたカバーはこちら ↓ ↓ ↓

色褪せまくり

元々は色が黒でした。まあ黒は大抵こうなりますね。どれくらいで褪せ始めるのかが焦点になりますが、このカバーは思ったよりも早く色褪せしてしまったように思います。

全く溶けなかったかというとそれも微妙で、実はここ ↓ ↓ ↓

ほんと一瞬で溶けました(;´∀`)

そう、カバーの下を留めるベルトですが、エキパイに触れた瞬間、一瞬で溶けました。カバーはかなり耐熱性はあるものの、ベルトはほぼ皆無に近いようです。

そのベルト部分を撮っていて、一箇所だけ溶けたシート箇所を発見しました。

くっきり跡が

恐らくクランクケースの『ここ』に接触していたことで、溶けてしまったようですね。でも溶けた箇所が見つかったのは一箇所だけでした。

犯人はここです

カバーのかけやすさ

今まで使っていたカバーは、下にゴムが入っていて少し裾絞りになっているので、カバーを外す時は、特にリア周りのナンバーやらウィンカー等に引っ掛かるケースが多く、結構これがストレスでした。

毎回引っ掛かるのです(゜_゜>)

ワイズギアのカバーはかけやすさ、外しやすさが強力なセールスポイントで、立体裁断を謳っているので、さぞかしフィット感は良いのだろうと期待が持てます。早速かけてみると・・・

・・・・えっ(;゚Д゚)

・・・なんか全くフィットしてないんですけど、あれあれっ?(゜_゜>)。しかも左右非対称だし・・・。

あっ、なるほど気づきました。駐車するときは必ずハンドルロックをしますから、ロック状態に合わせた立体裁断パターンになっている訳ですね。

かけなおしてみます。

(≧▽≦)!!

異様な程のフィット感、これは凄いです♪ 因みに今まで使っていたカバーをハンドルロック状態でかけると・・・

($・・)/~~~

右ミラーの一点にテンションが掛かっていて、『長袖を着てみたけど、袖が通せない』状態のようです。当然破れはじめも右ミラー部分です。

ビリッっとな

新しいカバーは裾絞りゴムが無いので、すんなりかけられます。絞るのは紐を引っ張って、

引っ張るだけ

ストッパーを前方に締めるだけ。

スムーズに出来ます

ベルトタイプの場合、ベルトの長いほうをバイクの下を通して向こう側に投げておかないとベルトを接続出来なかったので、意外と面倒でした。バイクからカバーを外す際も、裾絞りゴムが無いので、スルっと外すことが出来ました。

こりゃ良いね~(´▽`)

シート地の厚さ

シートは厚いほうが耐久性も高くなるでしょうから、当然厚いほうがいい訳です。そこで実際の厚みを比較してみることにしました。

測り方はシートをつまんでノギスで計測。2枚分の厚さなので、その値の半分がシート厚になります。まず今までのカバーですが・・・

0.1mm÷2=0.05mmです。

ワイズギアのカバーは・・・

・・・やっぱりね('_’)

0.1mm、全く同じ厚さでした (@_@)/。やはり以前よりも薄くなってしまったのかもしれません。

耐熱テスト

ワイズギアのカバーは耐熱性が高いと以前から噂で聞いていましたので、テストすることにしました。走りまくってエンジン、マフラー等が高温になった状態で実際にシートをエンジンに付けて溶けるかどうかを確認します。聞いた話ではエンジンから排出されたばかりの排気温度は300℃を超えるそうなので、エキパイも相当の温度であると思われます。

停車してからエキパイに押し付けます。

あちち、あち

約5秒程押し付けて思わず離しました。キッチンで使っている耐熱鍋つかみをはめてシートを押し付けましたが、鍋掴みをしていても一気に熱が伝わってきて、火傷しそうになったからです。

押し付けた箇所を見て見ると・・・

(=゚ω゚)ノ!!

おお~、全く変化なしです(≧▽≦)/ 。鍋掴みを取りに家に入った時間が30秒程ありましたので、若干エキパイの温度は下がったかと思いますが、これは流石です♪ 後はどれくらいの耐久性があるかでですね。

防水機能

過去使ったカバーで防水を謳っていても、水が滲みてこなかったカバーはありませんでした。防水ではなく、実際は水をはじく撥水加工であるのが大半だからです。しかも撥水加工は時間と共に劣化していきます。生地は織ってある以上必ず隙間が空いているので、ずっと水に晒されると沁みてきます。これを完全防水にする為には樹脂をコーティングして目地を塞ぐ必要があり、結果ごわごわで柔軟性がなく、重いカバーになるのは必至ですね。複層構造にゴアテックス系の素材を使っていれば完全防水は可能かと思いますが、恐らく半端ない生地原価になる為、驚愕の販売価格になるかと思います。

ワイズギアのカバーをかけて最初の雨が、一晩中降り続いた大雨でした。翌朝確認すると、カバー表面はしっかり撥水は効いていました。

凄い豪雨の一夜でした

で、カバーをめくってみました。

思ったよりずっと優秀(=゚ω゚)ノ

カバーの上で水が溜まっていたと思われる場所から、水が滲みこんでいるようです。思ったよりもずっと水の染み込みは少なかったので、自分的には十分満足な結果です。今まで使っていたカバーは、新品時から比較にならないくらいダダ漏れでしたので(笑)。

まとめ

YAMAHA ワイズギアのバイクカバー実力検証をご紹介しました。

今回のテストで実力をチェックした上で、もう一台分のカバーを購入しようと思っていました。実力の程、十分確認出来ましたので、早速購入したいと思います。又古いカバーは更に上に被せるカバーとして使用すれば内側カバーは長持ちしますので、2枚重ねにしようと思います('◇’)ゞ