どんな猛暑日でも熱暴走したことがないバイク用スマホホルダーの自作方法をご紹介します(/・ω・)/
はじめに
猛暑日のツーリング、暑さでヘロヘロなのはライダーだけじゃないです。何度も経験したスマホの熱暴走。一度熱暴走を起こすと、スマホが冷えるまでは全く動きようがない訳で、マジ勘弁して欲しいのです( ゚Д゚)
バイクに又乗り始めた頃は、自作したスマホホルダーをこんな感じで使ってました↓
スマホを入れているのは、100円ショップで購入した首から下げるスマホストラップ簡易ホルダーで、タンクに磁石で固定しています。
これで冬場は問題ありませんでしたが、夏場の猛暑日、すぐに熱暴走を起こしたので、黄色点線部分のスマホを覆っているビニールカバーをカットして、裏にも出来る限り空気を通すべく、穴を空けまくりました。
当然こんな小手先では効果は限定的で、ちょっと渋滞にはまっただけで、激しく熱暴走してしまいました。カーエアコンの効いた車と違って、バイクの場合はかなり厳しい環境下での使用ですから、本格的な熱暴走対策を施したスマホホルダーの必要性を強く感じ、同時に管理人のDIY魂も熱暴走することとなりました。
今回ご紹介する作り方はあくまで管理人の考えによるものですので、これをヒントにご自身の作り方を考るきっかけにして頂ければ幸いです('◇’)ゞ。
熱発散効果の高いヒートシンクの力を借りましょう(-ω-)/
管理人が乗っているバイクはXJR1200とXJR1300です。2台とも空冷エンジンです。空冷の場合、エンジンには多くのフィンがついており、これで空気に接する表面積を増やすことで、高熱状態になるエンジンの温度を下げています。これと同じ原理でヒートシンクなる商品が存在しており、大きさや形も様々です。スマホの背面にこれをピタッとくっつければ、ヒートシンクに熱が伝わり、スマホ本体の温度は上がらずに済むハズです。もちろん走行風が当たるようにすることは重要ですので、タンク上でない接地場所、取付け方法も変更することにしました。
ヒートシンクは厚みがありますので、どんな感じで作るのか、イメージ設計図を描いてみました。
今使っているスマホホルダーを加工すれば出来そうなので、作ってみることにしました。
まず入手したのはヒートシンクです。管理人が使用しているスマホとほぼ同じ大きさのものになります。
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スマホホルダーの下に敷く金属板は1mm厚のステンレスにしました。
何となくしっかり熱を伝えてくれるような気がしたからですが、後に実際はアルミの方が熱伝導率が高く、ステンレスよりも良かったことが判明しました。ちゃんと調べておけば良かったと激しく後悔しました。と言いますのは・・・
この寸法にするのに金ノコを使用しましたが、ステンレス素材は半端なく硬いので、切り出すのに凄まじく体力と時間を費やす羽目になったのです。ステンレス板の大きさは、スマホホルダーの内側にぴったりはまるようにしてあります。
切り出したステンレス板のバリをヤスリで削り、角も丸く仕上げます。
スマホのカメラレンズが出っ張っていますので、それを逃がす場所をカットします。実はレンズの高さが0.8mmでしたので、板の厚みは1.0mmにしたのです( `ー´)ノ
ヒートシンクとステンレス板はL型ステーを介して接着します。L型ステーも同様に金ノコでカットしました。これはアルミ素材だったので、カットはあっという間に終了。やっぱりステンレスよりもアルミ板にしておいた方が良かったのだと、後になって思いました(;^ω^)
ステーにボルト留めする為の穴を開けます。開ける位置は、ステーに固定ボルトを取り付ける場所を測って決めました。
ヒートシンクの上にステンレス板、その上にスマホを置いてみます。
黄色矢印の方向で熱が伝導し、ステンレス板を介してヒートシンクで発散される仕組みです。
続いてスマホホルダーを加工します('ω’)ノ。