【GD1フィット】乗り心地が劇的に変わります!ストラットアッパーマウントブッシュ交換方法です(‘◇’)ゞ
はじめに
初期型フィット(GD1)の持病として、ストラットアッパーマウントブッシュのヘタリによるサスペンションのガタつきがあります。
症状としては、走っているとフロントサスペンション付近から『ゴト・ゴト・・・』『ガタ・ガタ・・・』といった音がなるので良く分かります。まず最初に原因として疑った方が良いのは、スタビライザーリンクロッドのヘタリです。距離を走ったフィットは、大抵ここにガタがきています。ここを交換しても症状が消えない場合、次に疑うべきは今回交換方法をご紹介するストラットアッパーマウントブッシュのヘタリです。ここを交換するにはストラットを外す必要がありますが、二代目フィット(GE6)と違ってストラットは比較的外しやすく、スプリングコンプレッサーがあればDIYで交換することが比較的容易です。管理人もDIYにてやりましたので、交換方法をご紹介いたします('◇’)ゞ
準備するもの
DIYにて交換するには、下記工具が必要となります。
・14mm、17mm、19mmのメガネレンチ
・17mmのロングソケット
・5mmと6mmヘックスレンチ又はヘックスソケット
・ロングスピンナハンドル
・スプリングコンプレッサー
・トルクレンチ 29Nm、34Nm、44Nm、69Nmの値締付で使用します
・ガレージジャッキ
・リジッドラック
それでは作業開始です('◇’)ゞ
このフィットの持病は比較的発生数が多い為か、手頃な価格で社外品でもマウントキットセットが用意されています。評判が悪くなかったこちらを入手しました。
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キットセットに入っているパーツは3種類。一番上のベース、中のクッション、ダンパベアリングになります。ベアリングはユニットの中に嵌っているので、これを交換するにはスプリングコンプレッサーが必要になります。
ストラットが留まっている箇所はエンジンルームから比較的アクセスしやすい場所に確認出来ます。
一見してぎょっとしました。ダンパのマウンティングベースが浮きまくり、しかも亀裂が入っていますね・・・(;^ω^)
ダンパロッドに嵌っているキャップを外します。
廻りしないよう、6mmのヘックスレンチで固定し、17mmのメガネで緩めるのですが、固着していてヘックスレンチが折れそうです。
ナットにラスペネを吹き、10分程放置した後、プラスチックハンマーでメガネレンチを地道にコンコンと叩いたら、ようやっと緩みました。
こういった時は『ジワー』と緩めず、『コンコン』の衝撃が効果的です。ジワーは大抵舐めたりヤバイことになるケースが多いです。ボルトならネジ切れる場合も多いですねー(゜o゜)。
緩んだらこのままにしておきます。ここでナットを外してしまうと、ストラットユニットを外した時、下に落ちてしまう恐れがあるので、ここは最後に外します。
次はジャッキアップです。