【GE6フィット】エアクリーナー交換 外したエアクリーナーは分別ゴミに出せるのか、試しに分解してみました(・ω・)ノ
はじめに
以前から何となく感じていたエンジンの吹けあがりの悪化。ハッキリと体感できるようになってきたので、原因として一番想定されるエアクリーナーをチェックすることにしました。
その結果は『眼が点』(;゚Д゚)↓

早速交換しました。

それでは交換しましょう( `ー´)ノ
エアクリーナーボックスにはエアフロメーターが付いており、ボックスの蓋を外すにはエアフロメーターに繋がっているカプラーをカプラーを外さねばなりません。カプラーは小さなレバーを摘まみ、ロックを外せば簡単に抜くことが出来ます。

こういった電気関連の脱着をする場合は、昔からバッテリーのマイナス端子を外した方が良いと言われております。ショート防止が一番の目的かと思いますが、一説にはバッテリー端子を外すとECU記憶が初期化されてしまうデメリットがあるとも聞きます。管理人的にはショートが怖いので、いつもマイナス端子を外すようにしていますが、あくまで個人でご判断ください(/・ω・)/
こちらがエアクリーナーボックスです。ボックスを開けるには四箇所のレバーで留まっています。

手前のレバーは指で突起部分を上に持ち上げるようにすれば、簡単に外れます。

奥の方は、上のレバーを手前に倒すようにすれば、ロックが外れます。

差し込まれているダクトを抜くようにしながら、ボックスのカバーを外します。

エアクリーナーです。一見して汚れているのが分かります。
黄色丸箇所の突起を摘まめば、簡単に外すことが出来ます。


エアクリーナーを取り外したボックスの内部です。
結構砂埃が入り込んでいます。手前部分にはオイルを含んだようになっており、オイルを含んだブローバイガスが原因ではないかと想定されます。
・・・ということは、エアフロメーターセンサーにもオイルが付着してしまっているかもしれませんね(;゚Д゚)。今度エアフロメーターセンサーも清掃したいと思います。

ボックスの汚れを掃除しておきます。クロスで拭ってみると、どうやらやはりオイルが付着しているようです。

今回購入したフィルターはこちら↓
外したエアクリーナーを新品と並べてみました。
左の新品と比べて、かなり汚れているのが分かります。蛇腹の数は純正よりもかなり多いので、フィルターの捕集能力も高いのではないかと勝手に想像が膨らみました。

ひっくり返して、裏側を比べてみました。
半端なく汚いです。触ってみるとベタベタしており、思った通りブローバイガスに含まれるエンジンオイルがかなり付着している模様です。
ここまでエアフィルターにオイルが付着しているということは、エアフロメーターセンサーにもオイルが付着してしまっているかもしれませんね(;゚Д゚)。今度エアフロメーターセンサーも清掃したいと思います。

交換後は何となくエンジンの調子は良くなったような気もしますが、プラシーボ効果かもしれません。詰まりは確実になくなっているのでエアの通りは良くなっているかと思いますが、ECUを初期化しないと本当の効果は実感できないのかもしれませんね(;’∀’)。
ところで交換後の悩みの種は、外したエアクリーナーの処分方法ですね。地域によっては自動車の部品は産業廃棄物扱いで回収対象外になっているケースもあるようです。
エアクリーナーは不織布、ゴム、プラスチックで構成されていますので、これをバラして分別ゴミに出せるのかを試してみることにしました。
ではバラしてみましょう( `ー´)ノ
エアクリーナーにはエアクリーナーボックスにクリーナーを密着させ、フィルターを通さないエアが入らないよう、ゴムパッキンがはまっています。これは摘まんで引き上げれば簡単に外すことが可能です。


続いてフィルター部分の不織布を外します。
これはプラスチックの枠にガッチリ入り込んでいるのが分かりましたので、カッターで切ってみることにしました。不織布素材ですので、2~3回カッターを往復させれば、簡単にカット出来ました。

プライヤーで引き出します。折り返している内部も汚れているのが良く分かりますね。これではエアの吸入量がかなり少なくなってしまっていたのではないかと思います。

分解しました。
不織布とゴムパッキンはゴミ出し可能かと思います。が、プラスチックの枠の内部には不織布が埋まったように残ってしまいプライヤーで引き出そうとしましたが、ガッチリ固まってしまっているので、残念ながら完全な分別は出来ませんでした。この状態で分別OKとして貰えるのか否かは、お住まいの自治体にお問い合わせくださいm(__)m。

まとめ
GE6フィットのエアクリーナー交換方法についてご紹介しました。
エアクリーナーは知らない間にかなり汚れているパーツであるということを再認識するとともに、DIY整備で比較的簡単に出来る作業であると思います。エアクリーナーからの適正空気量は、ガソリンエンジンが本来の性能を発揮する上で重要な、『良い混合気』『良い圧縮』『良い火花』を実現するのに極めて重要です。
定期的に交換することをお勧めします。