クランクケースカバーの折れたM6ボルトを除去作業中、あり得ない災難が勃発・・・(;゚Д゚)/
はじめに
愛機XJR1200のクラッチを整備中、クランクケースカバーのボルトを締めている時、それが突然折れました。指定トルクに至る前に、いきなり、
『パァン!!!』
と、火薬が破裂したような音がして、ネジがぐらぐらになりました。ネジを摘まんでみたら、想定通り、ポロッ・・・。
あー、やってしまいましたね。しかし指定トルク前に破断してしまうとは、思ってもみませんでした。今までで初めての経験です(。-`ω-)。
いずれにしてもクランクケースのネジ穴に残ってしまっているボルトを除去しなくてはならないので、早速その除去作業を開始したのですが、その作業中、更にあり得ない災難が勃発し、一瞬心が折れました。
では、折れたビスの撤去作業内容と、勃発した災難をご紹介させて頂きます。
折れて残ったボルトの状況を確認します(。-`ω-)
ボルトの状況を確認する為、クランクケースカバーを外します。
8mmソケット&スピンナハンドルの組み合わせを使用します。このボルトの締付トルクは10Nmと、そんなに大きくありませんので、差込角1/4の工具を使用します。
カバーを外し、折れたボルトを確認します。
折れた箇所がケースから飛び出ていましたので、一安心です。
これなら・・・
①折れた箇所を削って、均して
②ポンチでセンターをけがいて
③ドリルでボルトに穴を掘って
④エキストラクター等でネジ摘出(・ω・)ノ
が可能ですね( `ー´)ノ。
折れたネジは、ネジを回して摘出しますので、回りやすいように潤滑剤を吹いておきます。
使用したのは、いつもお世話になっているラスペネです。個人的には潤滑剤ではこれが最強だと思っております。
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管理人は、エキストラクター等、ネジを摘出する工具は所有していませんので、早速調達することにしました。