【XJR1200&1300】フロントフォークのオイル漏れを、簡単に止める方法です( `ー´)ノ

XJR1200、1300の整備

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はじめに

XJR1200の右側フロントフォークからオイルが滲んでくるようになりました。

フォークオイルのリングがくっきりと(;一_一)

このフロントフォークはDIYでオーバーホールし、もちろんオイルシールワッシャーも交換しています。シーリング取付け時には傷が付かぬよう細心の注意を払い、シリコングリースを多めに塗布していますので、個人的には『?』という感じは否めません(;゚Д゚)

でも調べてみると、オイルシールワッシャーがゴミを噛んでしまっただけでも漏れる可能性はあるようなので、今回はオーバーホールではなく、フォークオイル漏れを止める流行りの対処療法を試してみることにしました。

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ではやってみましょう(*’ω’*)

準備するものは下記になります。

・クリアファイルとそれを切るハサミ

・内張りはがし

・フォークオイル拭き取り用クロス

・シリコングリース

以上です。

これで本当に止まるの?大丈夫~?って感じですかねー(;´∀`)

この方法の基本的な考え方は、シールからのオイル漏れは、シールに入りこんだゴミが引き起こしているケースが多いので、それを耐水ペーパーやフィルムで除去し、シリコングリースを再塗布すると漏れが止まるというものです。

確かに理屈にはあっているようなのですが、やって効果があるかどうかは実際やってみないと何とも・・・(;´∀`)。でもやってみる価値が十分ありそうですので、今回手持ちであった、クリアファイルを使用しやってみることにしました。角は差し込みやすくする為、丸くカットしました。

適当に切りました(^o^)丿

オイルシールワッシャーにかかるオイルの圧力を軽減し、フォークの奥の傷の有無を確認する為、フロントをお手製ジャッキでアップしておきました。本来はジャッキアップする必要はないかと思いますが、念のためやっておきました('_’)。

フロントタイヤを外す際に必須となります。自作しました(・ω・)ノ

【XJR1200】フロントジャッキアップスタンドの作り方です( ̄ー ̄)/

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ダストシールを外します。傷が付かないよう、樹脂製の内張りはがしを使いました。

もう20年近く使っている工具なので、さすがにくたびれてます(;^ω^)

中を覗いてみると・・・オイルが溜ってますね(-_-;)

ゲロゲロ~(;゚Д゚)

何度もクロスを替えて、しっかり拭き取ります。

しっかり拭き取りましょう(-ω-)/

フォークとオイルシールワッシャーの隙間に、クリアファイルを差し込みます。簡単に入らないように思いますが、クニクニさせると意外なほど『すっ・・』と入りました。

えっ?っと思うくらい簡単に入りまっせー(゚Д゚)ノ

このままぐるっと周回させます。画像は片手で持っていますが、実際は両手でファイルの端をしっかり持ちながらでないと周回出来ません。一周したら抜いて付着したオイルをクロスで拭き取る作業を、計5回やりました。差し込んだまま周回するのが難しいようであれば、上から差し込み&引き抜きを、やる場所を少しづつずらしながら周回させれば良いかと思います。

さて、上手くいくでしょうか(・ω・)ノ

抜いたファイルを拭いたクロスには、特に漏れの原因と思われるような汚れは付着しませんでした。

・・・・
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シリコングリースを塗布しましょう(・ω・)ノ

次にシリコングリースを塗布します。チューブ容器の口が経年劣化で取れてしまったので、この器に移し替えて使ってます('◇’)ゞ

ゴム系のグリスアップには、これが一番安心ですね(/・ω・)/

フォークをピカールで磨いた後、シリコングリースを全周塗布します。ジャッキを外し、ハンドルを持ったら体重をハンドルにかけて、フロントフォークを何度もストロークさせます。

しっかり塗りましょう( `ー´)ノ

この作業を3回繰り返しました。

オイルシールワッシャーにシリコングリースが入りこんでいるかどうかは定かではないですが、少なくともストロークさせている間に、フォークオイルが上がってくることはありませんでした。

期待しちゃいますねー(^。^)
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事前のオイル漏れ予防の為、左側フォークもやることにしました。ダストシールを外した瞬間、ギョッとしました。オイルシールワッシャーを留めているスプリングに錆が発生し、サビの粉が吹いているのが確認出来ます。もしかしたらこの錆の粉がシールの隙間に入りこんだのが漏れの原因であった可能性も否めませんね・・・(;゚Д゚)

・・・(;一_一)・・・

綺麗に錆を除去した後、同様にシリコングリースをフォークに塗り、フォークをストロークさせる作業を3回やりました。

・・・( ̄д ̄)・・・

ダストシールを元に戻して終了です。

この後すぐ30kmほど走りましたが、フォークオイルの漏れはありませんでした。実はこの記事を書いている現在、何度か日帰りツーリングに行って、既に500km以上走っていますが、フロントフォークからのオイル漏れはありません。

意外と効果があったので、ちょっとびっくり(*^。^*)

XJR1200&1300】DIY整備では不可欠! サービスマニュアルに記載されている主要ボルトの締め付けトルク値情報です('◇’)ゞ

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まとめ

フロントフォークのオイル漏れを簡単に止める方法をご紹介しました。

管理人的には正直これで本当にオイル漏れが止まるのかが懐疑的でしたので、思っていたよりもちゃんと漏れが止まり、それが続いていることに、マジ驚いています。

なので、シールワッシャー交換後間もない場合に漏れが発生した場合は、シール交換をする前にまずこの作業を試してみると良いのではないかと思います。(/・ω・)/

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