【XJR1300】猛暑で走行中、ギアの入りが固くなる症状が悪化(;゚Д゚) こうやって改善しました( `ー´)ノ
はじめに
愛機XJR1300で猛暑の中、しばらく走るとギアの入りがかなり固くなる症状が昨年から発生するようになっていました。今年になってからその症状がかなり悪化してきましたので、原因特定及び対処をすることにしました。まず疑ったのはエンジンオイルの劣化です。半端ない猛暑の日に何度も渋滞に巻き込まれていますので、油温の上昇により恐らくエンジンオイルが想定以上に劣化しているのではないかと思われました。
そこでオイル交換をしたのですが、果たして気持ち改善しただけで大幅な完全は見られませんでした。
尚XJR1300のオイル交換方法は、こちらをご参照下さい↓
【XJR1200&1300】 エンジンオイル&オイルフィルター交換のやり方です( `ー´)ノ
他の原因かを確かめるべく、ある場所を開けてみましたら、
『あ~、やっぱり(◎_◎;)』
対処したところ、かなりましになりましたので、その原因と方法をご紹介します。
原因はクラッチフルードの劣化でした( `ー´)ノ
エンジンが高温状態になると、当然クラッチ関連も高熱状態となる為、それぞれのパーツが熱膨張することとなります。その為、クラッチを切った際のプレート同士のクリアランスが狭くなり、クラッチの切れが悪くなってしまうことで、ギアが固くなってしまうのですね。もちろん通常であれば、多少固くなったかな?と思われるレベルで納まるはずが、えらく固くなってしまうには何から原因があるはずです。
真っ先にに疑ったエンジンオイルでは大きな改善は見られませんでしたので、次に怪しいのがクラッチフルードです。そう言えばクラッチフルードを交換したのはかなーり前で、特に不具合も出ておらずクラッチは快調でしたので、点検すらしていませんでしたね(汗)。
で、マスターシリンダーを開けて見ました。
ゲロゲロ・・・。フルード真っ黒です(;゚Д゚)
クラッチフルードは劣化するとエアを噛みやすくなりきっちりと圧力をかけきれない為、クラッチの切れが悪くなってきます。又フルードが湿気を吸いやすい為、フルードに入り込んだ水分でクラッチホース内部に錆を発生させる恐れもあるので、定期的な交換は必要なのですね。
では早速交換しましょう。