【XJR1200&1300】手組みのフロントタイヤ交換方法です(=゚ω゚)ノ
はじめに
管理人は所有しているXJR1200、XJR1300共にタイヤ交換(ホイールのタイヤ組み換え)は手組みにて作業しています。管理人は真夏も真冬も休みの日には雨が降らない限り、大抵バイクに乗っていますので、タイヤの減りが半端ないのです。タイヤ代を浮かせるべくweb通販で安く入手したタイヤも、バイク用品店で持ち込み交換をお願いすると、当然工賃は割り増しになりますので、手間がかかった割にはお得感が少なくなってしまう(^_^;)
そんなこともあって、自分でやるようにしています。
手組みでタイヤ交換をする時に必要な道具
以下、私が作業する際に準備しているものです。※下記リンクは私のYouTubeコンテンツにリンクしています。
・タイヤレバー・・・バイク用 3本。これでビードも落としてます。
・タイヤ組み換え用の木枠台・・・ツーバイフォー材を四角に組んだだけのもの。
・ビードワックス
・リムガード
・ジャッキアップスタンド・・・フロント交換時のみ。リアはセンタースタンドを立てればOKです。
・ソケット ・・・12mm、19mm
・フレックスハンドル ・・・差込角1/2のロングタイプ、差込角3/4のレギュラータイプ
・トルクレンチ ・・・73Nmで締め付けられるもの
・ホイールバランサー・・・ツールカンパニーストレートのバランサーをリジッドラックに乗せて使用。
・リジッドラック・・・ホイールバランサーを載せてバランスを取る台として使用。
・トレイ ・・・工具置き用と外したパーツやボルト置き用
・パーツクリーナー又はスプレーボトルに入れた灯油 ・・・パーツや汚れた手を綺麗にするのに便利です。
・ ウェス ・・・捨てるTシャツを再利用。素材のメリヤスは油を良く吸ってくれます。
○あると作業がかなり楽になるもの
・ビードブレイカー
・コンプレッサー
では始めましょう( `ー´)ノ
リアタイヤを交換する場合でしたらXJRにはセンタースタンドが付いていますので、リアタイヤの脱着であれば、スタンドをかければOKですが、フロントタイヤの場合は別途フロントスタンドが必要になります。管理人は自作のスタンドを使用していますが、作り方は比較的簡単ですので、まずそれを準備する必要がありますね。
尚動画のスタンドは、補強用の金具を多用していますが、実際に使ってみるとそんなに重量がかかりませんので、ここまで金具を多用する必要はないように思います。
作り方はこちらです↓
それではフロントタイヤを外していきます。
フロントタイヤの構成図はこちら↓
タイヤを外すには上記構成図12のホイールアクスルを外すのですが、フロントをジャッキアップするとタイヤが左右に暴れてしまうので、作業がやりにくくなります。ですので、ジャッキアップする前にホイールアクスルの緩めとフロントキャリパ外しはやっておくのがお勧めです。
まず、フロントキャリパを外します。12mmボルト2箇所のみで留まっています。こういったボルトを外す場合は、大抵スピンナハンドルを使っています。緩んだあとは画像のようにボルトとハンドルを一直線にすれば、ドライバーのようにクルクル回せるので、作業効率が極めて高いです(/・ω・)/
ボルトを外したらキャリパーを前後に揺するようにしてブレーキパッドとディスクの間隔を広げていきます。こうするとキャリパーを手前に傾けることが出来ますので、ギリギリホイールに干渉せずに外すことが出来ます。
フロントホイールアクスルが回らないように留めているヘックスボルトを外します。ヘックスレンチは6mmです。
フロントホイールアクスルを緩めます。ナットは19mmです。かなり大きな締付トルクで締めてあるので、管理人の場合、楽に外せるスピンナハンドルを使用しています。最大長が65mmありますので、これで緩まなかったボルト、ナットは今までありません。特にリアホイールの場合はメガネレンチではかなり厳しく、必ずこれを使っています。
緩める際は『ジワ~』ではなく、一気に『グッ!!』っと緩めないと、ボルトがネジ切れてしまう場合がありますので、要注意です。
※ご参考までに、XJR1200&1300の主要ボルトの締付トルクの値はこちらからどうぞ↓
XJR1200&1300】DIY整備では不可欠! サービスマニュアルに記載されている主要ボルトの締め付けトルク値情報です('◇’)ゞ
これも緩んだらハンドルを短くして、ドライバーのようにクルクル回せます。
次にフロントジャッキアップスタンドをセットします。
フレームの下部にスタンドを当てて、下に自動車用の車載ジャッキを当てて・・・
レバーで回して、ジャッキをアップしていきます。
タイヤが少し浮けば外せますので、少しジャッキアップすれば良いだけでOKです。
浮かせたらアクスルシャフトを抜きやすくなるよう、タイヤの下を足の踵で支えます。
アクセルシャフトを抜いてタイヤを前から取り出します。
タイヤを抜く際、自分から見てホイールの左側にはカラーがはまっているので、気を付けないと落とします。
右側にはスピードメーターのギヤユニットがホイールにはまっています。ユニットはケーブルで上から繋がっていますが、結構重量があり、これもそ~っと外さないと勢い余って地面にぶつかりますので、要注意です。
タイヤが外れました。
続いて、タイヤをホイールから外します。