簡単に脱着可能な、バイク用リアボックスの自作方法をご紹介します(・ω・)ノ
はじめに
管理人の愛機XJR1200と1300にはトップケース(リアボックス)は付けておりません。理由は簡単で、今から30年以上前にバイクに乗っていた時、これを付けているのは当時オジさんのみで、その大半がスクーターかカブ、特に中型以上の二輪でこれを付けている人はほぼ皆無でした。その記憶がいまだに強く残っているので、つまり管理人の好みの問題です(/・ω・)/。
その為荷物を積む場合は大きめのバックに入れ、ゴムネットでリアシートに固定しており、荷物が重い場合は更にゴムロープをかけるようにしていました。しかしこの方法ですとバッグから物を出したいときに、ネットやゴムロープを一旦外さねばならず、又取り出した後に再度ネットをかけるという手間が発生します。一見大した手間のようには感じませんが、外してかけてというのが意外と面倒なのです。
そこで機能的にはトップケース(リアボックス)に近く、見た目もそれっぽくなく、当然開け閉めが簡単で、且つボックス自体の脱着も容易なリアボックスを自作しましたので、作り方をご紹介します。
どう取り付けるかを考えてみました(・ω・)ノ
キャリングボックスに改造するのは、ホームセンターで入手したこちらのコンテナボックスです。ホームセンターでこれを見た瞬間、『あっ、これなら取り付けてもいいんでないかい!?』と即決でした。ブラック、レッド、グレーの配色が、どことなく工具のファコムを連想させたからというのも理由のひとつです。

これをどのように取り付けるかで考えました。シートの後ろにステーを付けてトップケースをつけると、いかにも・・・と言う感じですが、シートの上にボックスをおいて、バンジーコードで固定すれば何気にバイク便っぽい感じでありではないかと思いました。具体的にはこんな感じです。リアシートにボックスを置いて、ボックスの脇に取り付けたバンジーコードでバイクのフックに固定します。これならボックスを固定したままで上蓋を開け、中身をすぐ取り出すことが可能です。バイクへの脱着も容易に出来ます。

後ろから見ると、こんな感じですね(・ω・)ノ。

それではコンテナボックスを改造しますよー(^。^)
まずバンジーロープを接続するのに使用する金具を、コンテナボックスに取り付けます。取り付ける金具はこちらです。上質感を出したかったので、素材はステンレス製にしました。

しっかり取り付ける必要がありますので、補強を入れてビス留めをします。
まず木工用ビットでボックスに穴をあけます。

使用するビス径は4mmなので、金属用ドリルビットで4mmに広げました。

取付け強度をアップさせる為、ワッシャーをかませます。木工用のワッシャーが面積が広いので、強度アップにはこれがお勧めです。

裏側にもワッシャーをかませます。ビスを留めているナットが緩まぬよう、ビスに緩み止めを塗布しました。

しっかりと両側から締め付けて、金具を固定します。

コンテナボックスの蓋が衝撃や風圧で外れてしまわぬよう、追加で蓋と本体に穴を開けて、リングを通して片開きにすることにしました。

ほとんど意味がないと思いますが、視的抑止力を狙って小さい南京錠も付けてみました。

このボックスを『大』と『小』の2種類作りました。

続いてコンテナボックスを取り付けるバンジーコードを加工します(・ω・)ノ。