XJR1200 ウィンカースイッチユニット分解・清掃 その② ~ハザードランプ、ホーン、パッシングスイッチ接触改善~
ウィンカーの接触不良を解消したスイッチユニット、合わせてハザードランプ、ホーン、パッシングスイッチ部分も分解し、お掃除をします。
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XJR1200 ウィンカースイッチユニット分解・清掃 その① ~ウィンカーレバーユニットお掃除編~
ホーンスイッチの摘出
ウィンカーレバーユニットを外すと、奥にホーンスイッチがはまっています。手でこじれば、簡単にはずれました。


端子の間にバネが入っていて、スイッチを押すとバネが縮まって端子が付き、通電する仕組みになっていました。端子をピカールで研磨し、グリースアップします。

使用するグリースはこれです。以前愛車Y31グロリアのエアコンパーツである、エアミックスドアアクチュエーターのスライド接点に使用したスライド接点専用グリースです。

ハザードランプスイッチ、パッシングスイッチの摘出
続いて、ハザードスイッチを外します。スイッチユニットの上側に付いています。裏側を見ると、スイッチがカシメられているのが確認出来ます。

カシメ部分をプライヤーで挟み、スイッチを外します。

外したハザードスイッチの裏側には板バネがはいっています。

ハザードスイッチが付いていたパーツには端子が付いていて、スライドするともう片方の端子と接触、通電する仕組みです。更に分解するのに、コードを束ねているステーを外します。

外しました。更に奥にもステーがあります。

これも外します。

最後にキルスイッチも外します。これを外さないとパッシングスイッチは外れません。

やっと摘出出来ました。ホーンスイッチと同じ仕組みですので、磨き⇒通電グリースアップします。

ハザードランプスイッチの接点も磨いて、

取り出したもう片側のパーツも磨き、グリースアップします。
