乾燥した靴墨(ワックス)を再生させる方法(/・ω・)/
再生した靴墨はこのように使うのがお勧めです( `ー´)ノ
固くなった靴墨に有機溶剤がまた浸透すると、固くなっていた靴墨は、又柔らかくなります。
なので有機溶剤が活きている靴墨と硬くなった靴墨を混ぜると、硬くなった靴墨は軟化、つまり柔らかくなります。なので、まず柔らかい靴墨を指で溶かし取り・・・

硬くなった再生靴墨にそのまま撫でつけます。
すると、指に付いた新しい靴墨の有機溶剤が硬い靴墨の表面にまとわり付くことで、瞬く間に固い靴墨がヌラヌラと溶けて、混ざり合います。


こんな感じです。
そのまま革に塗布すれば、軟化している靴墨ですので、綺麗に均一に伸ばすことが出来ます。再生靴墨の表面に濃茶色が付いているのが分かりますでしょうか?これは濃茶色の柔らかい靴墨にてこのような作業をやった為に付着した靴墨の色です。
色付の靴墨に無色用の靴墨を混ぜたら、色が薄くならない?と思われる方がいらっしゃるかと思います。その通り、薄くなりますね(´・ω・`)。なので、革に塗布する一番最初の下地は色付靴墨のみで作り、中間下地は混ぜて作り、一番上の下地はまた色付靴墨にて仕上げることで、発色のボケ防止や深みを損なわないようにする工夫は必要かと思います。
今回はサフィールの靴墨とKIWIを混ぜていますが、この組み合わせ、私は結構やってます。特に半端なく気温が高くなる猛暑の中で履く靴には、この組み合わせか、KIWIのみで作業するケースが多いですね。
と言いますのは、融点が低い動物性のビーズワックスベースのサフィールに比べ、融点が高いカルナバロウ含有量が多いKIWIの方が、熱による軟化のリスクが少なくなるからです。
どちらも特殊な成分を含有している訳ではないので、今まで混ぜ合わせて使用して、何かしら不具合が発生したことはありませんが、真似される場合は自己責任にてお願いいたします。
まとめ
今回は乾燥して硬くなってしまった靴墨を、再利用する方法をご紹介いたしました。
まだまだ使える靴墨を、ちょっと手を加えて最後まで使いきるようにすることは、SDG’Sの観点からも大切なのではないかと思います。しかしながら、管理人の場合は、本音を言えば、単に『もったいない!』という考えがベースになっているのですけどね・・(;・∀・)/







