クサガメの冬眠明け作業 ~今年も元気に起きました~(‘◇’)ゞ
はじめに
我が家のクサガメ、冬場はベランダで冬眠しています。どのように冬眠させているかは、下記記事をご覧ください↓
冬眠させている間は、一か月に一度の頻度でそっとクサガメを水苔から取り出し、ちゃんと生きていることを確認するようにしています。親亀は何度も冬眠していますが、子亀は今回が初めての冬眠だったのでちょっと心配でしたが、冬眠前にしっかりと餌を上げたこともあってか、途中の確認では問題ありませんでした。
冬眠明けするのは、いつも桜の開花宣言が出た頃ですので、今年も開花宣言後の最初のお休みに冬眠明け作業をしました('◇’)ゞ
親亀のトロ舟水槽から作業します( `ー´)ノ
冬眠中のトロ舟はこんな状態になってます。今年も極寒時に水槽の水の表面が一部凍ったくらいで済みましたので、この水深があれば問題ありませんでした。水槽を覗いた時、カメは水苔の上にぷかっと浮いていましたが、管理人を認めるや否や、瞬く間に水苔の中に潜り込んでいきました。
去年も桜の開花宣言後に同様の作業をやったのですが、しっかり水苔の中で冬眠継続中で寝ていましたので、如何に今年の気温が早々に上がったのかが良く分かります。
蓋を開けてみると、陸場の上に水苔が少し散らばっていましたので、確実にカメが上がって、日向ぼっこをしていた様子が伺えます。
陸場を取り出します。
先ほど慌てて潜り込んだ親亀は、この陸場の中に入っていましたので、又大慌てで出ていきました。
陸場は下部分を繋いで高さを嵩上げしていますので、これを繋ぐのに使用しているタイラップをカットして、元の高さに戻します。
親亀を取り出します。
水から上がった瞬間、首を勢い良く引っ込めて、警戒心剥き出しで身構えています。間違いなく元気一杯なので、一安心です(*´ω`)
続いて、水苔を取り出します。
水苔はこれを使ってすくい出します。陸場は100均ショップで購入した入れ物を加工して作っていますが、加工した際に切除したパーツです。これを・・・
こんな感じでチリトリのように使って、水苔を取り出します。
メッシュ状になっているので、水も切りやすいのです( `ー´)ノ
すくった水苔は、少し斜めに置いた合成樹脂の大きい板の上に載せて、更に水切りをします。
外につけている水抜き穴にはまっているゴム栓を抜きます。
トロ舟の側面は、冬の間に降った激しい雨で跳ね上がった砂まみれになっていました。
水が流れ出ると、取り切れていない水苔がここから外に流れ出て、雨樋を詰まらせてしまうので干物を作る時に使用する網籠を使って、流れ出た水苔を受け止めます。
中の栓を抜いた瞬間、水苔と一緒に水が流れ出ました(;・∀・)
慌てて、水苔が大量に流れ出るのを、苔すくいでブロックします。
丸いザルでは出来ない技で、これ、なかなか使えるのです( `ー´)ノ
水が抜けました。
残った水苔もすくって出します。それにしても、一冬水を入れっぱなしだと、やはり水槽内部は汚くなってますね(;^ω^)
流れ出た水苔を外で受けていた網カゴには、かなりの量の水苔が溜まっていました。
これが雨樋に流れ込んでいたら、詰まってしまう恐れが大ですね(;゚Д゚)
次に水槽内の水抜き穴にした栓を取ります。
この穴は大雨等で適正値以上に水位が上昇しないよう開けた穴です。冬眠時は凍結しても大丈夫なようにかなり高くまで水位を上げますので、この穴を塞がないと水が溜まりません。塞ぎ方は簡単でカットした丸箸をポリプロピレンにも使用可能な接着剤で固めます。
この接着剤は素材を溶かすのではなく、粘着力で貼り付けるタイプなので、丸箸を裏から強く押して抜き取った後に強く擦れば、トロ舟に付着していた残留接着剤は簡単に取れてしまいます。
水槽の内部には、沢山水苔が貼り付いています。
水温が低い時には発生しませんが、春になり水温が上がってくるとすぐ増えてしまいますので、仕方ないですね。
出した親亀、びびってベランダの端っこに隠れてますが、ちょっと時間が経つと、ソロソロと寄ってきて、管理人の周囲をうろつき始めます。
面白いくらい、毎年同じ行動パターンです。今年は例年に比べて寄ってくるのが少し早めでした( ̄▽ ̄)
綺麗にしました('◇’)ゞ。
いつもそうですが、石鹸や洗剤等は一切使用せずに、水のみで洗ってます。
冬眠明けの場合、冬眠中に使用していた水をしばらく使った方が良いとも言われていますが、管理人の場合は今までそうしたことはなく、さっと水替えはしています。寒い時期はまだしも、何か月以上そのままになっていた水が気温、水温の上昇によって、急激に水質悪化してしまう恐れも十分あり得るのではないかと考えるからです。あくまで管理人の個人的見解ですが、特に今まで問題は発生したことはありません( `ー´)ノ
さて、次は子亀の番ですよ(-ω-)/