【XJR1200&1300】低年式バイクは特に注意!( ゚Д゚)!! クラッチマスターシリンダーのオーバーホール方法です(/・ω・)/
パーツの摩耗、劣化チェックをしてみました(/・ω・)/
スプリングの一番手前にはまっているゴム製のカップ比較です。左が取り出したもの、右が新品です。
こちらはスプリングに取り付ける側で・・・

こちらがピストンが当たる手前側です。
一見して外したパーツの方が直径が短いように見えますね。ということは、『シリンダー内壁への密着度が低下していた=圧力がしっかりかかっていなかった』恐れが大です。

具体的な寸法をノギスで測ってみました。
こちらは新品で、直径は16.7mmです。

外した方の直径は16.3mm。明らかに直径は短くなっておりました。こんな感じで、外したパーツと新品パーツを片っ端からノギスで測定しました。

スプリングは新品(右)が48.9mmで、外した方(左)は48.3mm。

ピストンにはまっているリング状のカップの直径は、新品(右)が16.7mmで、外した方(左)は15.9mm。

いずれにしても、カップは全て小さくなっているのは明らかですね(; ・`д・´)
今回金属パーツであるロッドとロッドを押すベースも新品を取っておりますので、外したものと寸法に差異があるかを測定しました。
結果、『アナログノギスでは測定不可能』で、寸法は同じであるとの見解しか出せませんでした( `ー´)ノ。
しかしながら、ロッドは素材の変更はあったようで、これがその画像です。右が新品、左が外したロッドです。

こちらはベースです。これは同じ素材のようですね。恐らく真鍮ではないかと思います。外した方のロッドも真鍮ではないと思います。何故素材を変更したのかは、全く意味不明です。

それでは、新品パーツをシリンダーに組んでいきましょうー!(^O^)/
・・・と軽く考えたいところですが、リング状のカップをピストンにはめるのは、ちょっとした工夫が必要なのです(; ・`д・´)
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