フローリング補修の失敗例としてご覧ください(;´∀`)

我流DIY

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はじめに

以前施工したフローリング補修を、失敗した実例としてご紹介します。

補修箇所のフローリングの脇には洗濯物干しスタンドを置いている為、ついうっかり窓を開けっぱなしにしたことにより雨風が吹き込んでしまうという状態が度々発生。かなり劣悪な環境に長い間、さらされてきました。結果フローリングの樹脂塗装が劣化し、触ってみるとザラザラした事態に・・・(´゚д゚`)。逝ってしまっている面積は約2畳弱程にまで及びました。

こんだけ荒れてんだから、剥ぐのは簡単だろうー・・・と思ってました

でも周囲とうまく色合わせすればそんなに見栄えは悪くないだろうと軽い気持ちでフローリング補修の作業を開始することにしました。

で、どんなやり方で補修することにしたのでしょうか?(゜.゜)

我が家のフローリングは無垢の単層フローリングではなく、合板の上に薄い化粧板が接着されている複層フローリングです。触ってみると表面が多少ささくれだったような感じでザラザラになっていますので、綺麗にするには劣化した部分を全てペーパーで剥離し、着色の上、コーティングするのが良い様に思われます。もちろん削り過ぎはご法度ですが、手作業で劣化した樹脂塗装を剥ぐのはかなり大変であると想定されたので、フローリングの表面を薄く研磨することが可能な電動サンダーを投入することにしました。

今回フローリングを剥ぐのに用意した空砥ペーパーは80番、120番、240番です。一枚を3分割してサンダーに取り付けて作業します。各10枚づつ、web通販にて事前に購入しておきました。

やり始めてすぐ、とんでもない作業を始めてしまったことに気づきました(;゚Д゚)

ちょっと考えれば分かったことだったのかもしれません。元々フローリングは簡単に傷がつかないくらい強固な塗装が施されている訳で、 当初最も使用するのは120番かと思っていました。流石に80番は粗すぎたかな・・・と思っていた管理人は、まさにすっとこどっこいだった訳で、120番では全くと言っていいほど歯が立ちません。80番というかなりハードな刺客を投入しても、一向に剥げてくれません。剥げないどころか、傷をつけるのすら そう簡単にはいかないといった始末・・・。まさに根競べの我慢大会の様相を呈してきました。あまりに頑強なので、剥離剤の使用を含めフローリングメーカー等に相談の℡をしたところ、『空砥ペーパーでは、恐らくそうなると思います。ちょっと無謀かもしれません。フローリングの塗膜はかなり頑強なので・・・』との返答を頂きました。

それを知って、更に『やったろうじゃねえか!!"(-“"-)"』との決意を固めました。と言いますのは、今までやった作業を無駄にしたくない気持ちがまず沸々と沸いて来たためです。因みにここまで剥ぐのに、既に約3時間半を費やしているのですよ(;´∀`)。

・・・(._.)・・・

この面積まで剥ぐのに、更に1時間半。

・・・( ゚Д゚)・・・

更に2時間を費やし、開始から7時間後にようやっと荒れている箇所のフローリング剥ぎが完了しました。

・・・(@_@。・・・

あわよくば作業のスピードを速めて、部屋のフローリングを全て剥ぎ、施工・未施工で色の差が出ないようにしたいと思っておりました。

しかしながら想定を遥かに上回る大苦戦に加え、作業の為に部屋を空にしておける日数が決まっていたので、これ以上のフローリング剥ぎ作業に時間をかけることが出来ず、不本意ながら諦めざるを得ませんでした。

ここまで剥ぐのに使用した空砥ペーパー枚数は15枚。一枚を3分割しているのでサンダーに取り付けた状態の枚数では、何と45枚も使用して、ようやっと剥ぐことが出来ました(;゚Д゚)。

フローリングを剥ぐと、当然削った際の粉が出ますが、剥ぎ終わった時の粉を掃除機で吸い取り、集めたものがこちら。

まんま土の塊じゃん

しかしながらここで剥ぐのをやめてしまったことが、結果失敗の元凶となってしまうのです(´゚д゚`)。