仏壇に置く『蓮の常花』を自作しました( `ー´)ノ 世界に一つだけの常花でっせ(・∀・)/
はじめに
『常花』ってご存知でしょうか?
管理人も最近まで知らなかったのですが、過日おやじが他界し、仏壇及び仏具一式を選んでいた際に、『常花』なるものがあるのを知りました。仏壇に納める仏具は香炉や蝋燭立て、リンや花立等いろいろありますが、仏具の一種に本尊や位牌に沿える蓮の花を模した造花があり、これが『常花』と呼ばれています。蓮の花は泥の中から水面上に茎をのばし、美しい花を咲かせる姿が知性や慈悲の象徴とされており、永遠に咲き枯れない花としての意味があるそうです。特に仏教界においては金色の蓮は最高の花であるとのこと。
管理人が訪れた仏具屋さんの仏具コーナーにも金色の常花がありました。素材はアルミか銅の金属製で、表面が金色に塗装かメッキがなされており、結構なお値段が表示されていました。
実は管理人、以前必要にせまられて樹脂粘土細工をやった経験があり、常花を見た瞬間、『これは自分で作れるな』と確信しました。おやじの仏壇に飾るのなら、世界にひとつしかない唯一無二の『常花』を心を込めて作ってあげたいという想いがあったのと、そのスキルは十分あるだろうとの変な自信がありましたので、一緒にいた家内に話したところ、『・・・本当?(・.・;)』といった反応でした。
自らの直感を信じ、常花を自分で作ることでDIY好きの本気を見せるべく、『常花』作りに着手することにしました。
準備するもの
管理人が準備した材料や道具は下記になります。実は一度完成した後、致命的な欠陥が見つかり、再度作り直しました。下記記載した樹脂粘土の特性が良く分かるので、当初作成途中と不具合もご紹介させて頂きます。
・樹脂粘土(樹脂風粘土)
・木工用ボンド
・着色用のアクリル絵の具(金色、黒)と平筆
・細工用のヘラ
・竹串(花托の穴あけに使用)
・ワッシャー大小各2個(土台作りに使用)
・瞬間接着剤(ワッシャーの接着に使用)
・土台の艶出し用ウレタンニス
・耐水ペーパー(パーツのケレン作業に使用)
※作り直しで追加で必要になったもの
・針金カット用ニッパ
・金属用ヤスリ
それでは早速作業開始です( `ー´)ノ