仏壇に置く『蓮の常花』を自作しました( `ー´)ノ 世界に一つだけの常花でっせ(・∀・)/
土台の作り方です(´ー`)/
市販されている常花は、花瓶のような器に活けたような体裁になっています。こんな感じですね↓
管理人的には、切り取られた蓮を活けているいう感じにしたくなかった為、地面又は水面から土台を通してひょっこり蓮が生えているという情景をイメージしたものを作ることにしました。
まず上部を窪ませたスリムなリンゴみたいなものを作ります。半日ほど乾燥させました。
次にそれをカッターを使って半分に割ります。使用するのは上側です。
カットした面はガタガタになっていますので、これを平らにします。
樹脂粘土は水に濡らすと乾燥後でも溶けますので、ざらつきのあるカッティングボードの裏面に水を垂らして、クルクルと円周運動をすることで、真っ平な面に加工しました。管理人はカッティングボード裏面を使用しましたが、#1000くらいの番手が大きめの耐水ペーパーで十分可能かと思います。
平らにしました。
ひっくり返すとこんな感じ。このまま3日間程放置し、ようやっと乾きました。
これを黒に塗っていきます。
色の深みを出す為、乾燥→塗布を5回繰り返しました。これも裏側にまち針を刺して、それで支えながら塗り、台にまち針を貼り付けて乾燥させました。
続いて光沢感を出す為に、ウレタンのニスを塗ります。
以前フローリング塗装した時に使用した半艶タイプのウレタンニスが残っていたので、それを使いました。半艶タイプでも塗り重ねれば結構な艶感が出てきます。ニスの厚みが出ると光沢の深みが出るので、乾燥→塗布をこれまた5回程やりました。
塗り終わりました。
このまま3日間ほど放置し乾燥させました。
続いて蓮の茎を差し込む箇所の口部分及び台座ベースを作ります。
口部分の大きさを測ります。1cmの大きさがベストと判断しました。
買ってきたパーツです。ユニクローム処理されたワッシャーですね。
実はここのパーツを金属製にしたのは、土台の重量を増すことで少しでも安定感を確保する意味合いもあるのです。
これも金色に塗装しますので、塗料の食いつきを良くするために耐水ペーパーでケレンします。
耐水ペーパーは#800を使用しました。
金色に塗装します。
両面テープでペンのキャップの裏に貼り付けて作業しました。貼ってある側は隠れて見えなくなってしまうので、塗布不要です。これも乾燥→塗布を5回繰り返しました。
パーツで出揃いました。これを組み立てます。
金属パーツを接着するので、間違いない接着剤としてこれを使いました。
以前別件で使用していたのを持っていたのですが、これはゼリー状なので軽く乗せてすぐなら、パーツを少し動かすことが出来るので、修正しやすく気に入っている瞬間接着剤です。又瞬間接着剤って普通一度開けてしまうと、どんなにしっかり蓋をしていても大抵ガビガビになってしまうというケースが多いかと思いますが、実はこれ約半年前に購入しており、使ってみたら開けた時と変わらず使うことが出来ました。これだけ長く保存して全く乾燥することもなく普通に使えたのは今までで初めてだったので、素直に凄いと思いました。瞬間接着剤は空気中の水分と反応して固まりますので、かなり密閉性の高い容器なのではないかと推測されます。もちろん保存状態等にもよりますので、あくまでご参考としてご理解いただければと思いますm(__)m。
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瞬間接着剤を乗せたら、竹串で広げます。
そ~っと乗せて、場所を調整し、決まったら上から強く抑えて接着します。
同様に、口部分になるワッシャーの裏に接着剤を塗布し、同様に作業します。
土台が完成しました。
見たこともないような唯一無二の土台になったかと思います。
いよいよ終盤です。それでは蓮と土台を合体させる最終作業をいたしましょう('ω’)ノ