インカムマイクの切れたスポンジを補修しました(・ω・)ノ
はじめに
バイクのヘルメットにビーコムのインカムを取り付けているのですが、フルフェイスの場合、ちょうど顎に当たる場所に袋状のスポンジを張り、その袋の中にマイクを入れる付け方が多いかと思います。
何度かヘルメットを持った時に、マイクのスポンジを強く握ってしまい、それが原因でしょうか、スポンジが徐々に切れて、とうとう袋のふたが完全に開いたような感じで、切れてしまいました。当然こうなればマイクはぶらぶら状態に・・・(´・ω・`)
下記画像でお分かり頂けますでしょうかね。『パカッ』っと袋が開いています。
このスポンジのお値段、なんと2個で約1,000円と、結構なお値段なのです(;^ω^)
スポンジ自体は加水分解等の劣化はなく、あくまで切れているだけのように思われましたので、接着剤で補修することにしました。
では補修しましょう( `ー´)ノ
使う接着剤はこれです。
切れたスポンジの正確な原料は分かりませんが、普通のスポンジなので、恐らくウレタンあたりではないかと勝手に想像しております。ウレタンもプラスチックの一種ですし、この接着剤は接着が難しいポリプロピレンもプライマーなしで接着してしまう優れもので、プラスチック系であればほぼ接着可能なので、いつも常備しています。
つける際はこんな感じで竹串にとって・・・
切れた箇所に塗り塗りしていきます。
このまま10分ほど乾かします。指に付かないくらいに乾かした後、圧着するのがセオリーです。
しかしこのスポンジは袋状になっているものなので、圧着するのがとても難しい。
そこで、中に芯となるものを入れることにします。何でもいいのですが、紙を折りたたんで、セロハンテープでまいて、芯にしました。
これを、スポンジの中に差し込んで・・・
芯を巻き込むような力の入れ方で、スポンジを接着しました。
接着面を上から、爪で『グッグッ』と押すようにして圧着します。
圧着出来たら、中の芯をそ~っと抜きます。
はい、接着完了です( `ー´)ノ。完全接着には24時間かかりますので、このまま乾燥させます。
乾燥し終わりました(/・ω・)/
さてしっかり接着されているでしょうか。確認の為、ひっぱってみます。
大丈夫、切れませんね。
マイクを差し込み、これで完成です(^o^)丿
まとめ
思った以上にしっかりと接着出来たので、すぐ切れてしまうことはないかと思います。
ただスポンジ自体の劣化が思ったよりも進行していた場合、接着箇所は関係なく、別の場所がまた切れてしまう恐れもありますので、しばらく使ってみないと何とも言えないでしょうね~( `ー´)ノ