フロントフォークオイル液面調整用工具の自作方法です(/・ω・)/
はじめに
フロントフォークのオーバーホール時に、オイルの液面を調整する工具を自作しました。
フロントフォークオイル交換やオーバーホールする際にこちらの工具を使用しますが、下記フロントフォークのオーバーホールのやり方をご紹介した記事のリンクとなりますので、よろしければご覧ください↓
【XJR1200&1300】フロントフォーク オーバーホールのやり方です('◇’)ゞ
フォークオイルの規定容量は1cc単位となっており、かなり細かく設定されています。これを正確に測るのはかなり難しく、実際に調整するにはフォークオイルの液面高さを合わせることでオイル量を合わせるのが現実的かと思います。具体的には、
『フォークの最圧時(インナーチューブを一番下まで下げた状態)、チューブの上端から液面までの高さは規定値で121mm』
となっておりますので、これを測定・調整するのに使用した自作工具の作り方をご紹介します。
材料はこちらです( `ー´)ノ
材料はこれらです。
・吊りボルト振れ止め金具
・5mm径の真鍮パイプ
・燃料ホース(内径4mm)
・洗浄ボトル
・ゴム板
吊りボルト振れ止め金具は、大きめのホームセンター等で取り扱いがあるかと思われます。本来はこういった使い方をされる工具だそうです↓
これらの材料を加工、組み立てをします。
それでは作ってみましょう( `ー´)ノ。
それでは作ってみましょう(/・ω・)/
そのままでは金具に対し真鍮パイプが細いので、ゴム板を切り出し、金具の間に挟みます。又ゴムは強力な滑り止め効果がありますので、しっかりと金具にパイプが固定されます。
パーツの間にサンドイッチのハムみたいに挟みます。こんな感じです(・ω・)ノ
真鍮パイプを適当な長さに切り出します。
パイプの素材として真鍮を選んだのは加工のしやすさと比較的腐食に強い為です。
金具とゴムの間に真鍮パイプを挟みます。
かなりしっかりと固定されます。
フォークのインナーチューブ上端から液面までの高さ121mmに、真鍮パイプの長さを調整します。
組み合わせて完成です。
使い方です('◇’)ゞ
少し多めにフォークオイルを入れたインナーチューブの上端に金具を乗せます。
あとは洗浄ボトルを使ってオイルを吸い上げるだけ。規定高さの121mmになったら、吸い上げは自然に止まります。簡単ですね♪(^。^)
まとめ
フロントフォークのオーバーホール時に、フォークオイルの液面を調整する工具自作の方法をご紹介しました。
スケールを使えば十分高さは測れますが、このほうが正確で確実だと思いましたので自作した次第です。使用後は灯油とパーツクリーナーで洗浄し、ばらして保管しておきます。気になっているのは、次に使うのは果たしていつになるのかということですかね・・・(@^^)/~~~
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