レッツノートの持病?スライド式電源スイッチの接触不良を改善しました(‘◇’)ゞ
それでは作業開始です<(`^´)>
パソコンを傷が付かないよう作業シートの上に置きます。

まずバッテリーを外します。パーツをスライドさせればロックが外れるので、簡単に外れます。

片っ端からビスを外して・・・

所定場所の両面テープに貼り付けました。

前述したように、このレッツノートは表のキーボード側が外れる構造になっています。
事前に外す際の注意点等をwebで調べていたので、その通りにやろうとまずスイッチがある箇所にヘラを入れて、ちょっとこじったところ、いきなりこれくらい隙間が空きました(゚∀゚)!

これだけ開けば、完全に外さなくても十分に作業が可能ですねー♪これは嬉しい想定外、ラッキーです( ̄▽ ̄)/。今回背面に留まっているビスは全て外しましたが、このような隙間を開けるのに必要なビス取り外しは、このエリアのみ外せば恐らく大丈夫なのではないかと思われます。

隙間を維持する為に、プラスチック消しゴムを挟みました。

ではスライドスイッチを外しましょう('ω’)
スイッチはこのような構造になっていました(・ω・)ノ
外しにくいかと思い、ピンセットを用意しましたが指でつまんで捻るようにしたらすんなり外れました。
黄色〇の窪みに、内部基板に取り付けてあるスイッチのツマミがはまるようになっているようです。

で、こちらがツマミを外したスイッチ本体の画像です。
黄色○がツマミの窪みにはまってスライドすることで、電源が入ります。この内部の接触不良が原因と想定されますので、通電しやすくなるよう、接点復活剤を注入したいと思います。
・・・ってか、それ以前に埃まみれになっているスイッチ周辺をお掃除したいと思います。

こういった電子基板関連のお掃除にはいつもこれを使用しています↓
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KUREのエレクトロニッククリーナーです。電子関連の基板を丸ごとスプレーして洗浄することも可能で、埃満載のバイクや車のカプラー清掃に大変お世話になっております。
外側の埃は綿棒にこれを染み込ませて、フキフキ→除去しました。スイッチ内部に埃が固着している可能性も大なので、スイッチの隙間から内部にスプレーを吹き込み、何度かスイッチをスライドさせます。
エレクトロニッククリーナーは乾燥時間が早いですが、内部に浸透させた場合は時間を十分にとって、しっかり乾燥させます。

続いてスイッチ内部に接点復活剤を注入します。
こういった場合、いつも管理人が使用しているのはこちらです↓
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同じくKUREのコンタクトスプレーです。電子関連で通電が悪くなった箇所にスプレーすることで接点通電を復活させる、これまた優れものです。今までの経験から接触不良となった場合、大抵この2本をセットで使用することで、物理的な損傷でない限り、完治する可能性が大ですね。
スマホのライトニングケーブル接触不良が発生した場合、いつもこれで通電改善しています。そのやり方はこちら↓
iPhone 充電用ライトニングケーブル接触不良はこの方法で改善しましょう('◇’)ゞ
スイッチにコンタクトスプレーを吹く場合、事前に予行練習をしておくのがよろしいかと思います。押す加減が分からないと一気にスプレーが噴出してしまい、これ大変ヤバイのです。必要なのはスイッチ内部にほんの少量を浸透させることです。
内部に多く入り込んでしまうと、通電オンオフの機能が全く効かなくなる恐れが多分にあります。同時にかえって埃等を付着させてしまう恐れが高くなりますので要注意かと思います(;´∀`)。
で、細心の注意を払い、ほんの少量のみ注入しました。

外側を綿棒で拭き取り、余分なスプレー液をしっかり吸い取ります。スイッチのツマミを3回程往復させた後、スライドスイッチのパーツを戻します。窪みにスイッチの突起部分がきちんとはまったかを確認し、開けていた上蓋を戻しました。

全てのビスを締め直す前に、スイッチ近辺のビスのみ軽く締め、電源が入るかどうかを確認してみます。
尚エレクトロニッククリーナーと異なり、コンタクトスプレーの場合は乾燥させる必要はありません。
果たして接触不良は改善したのでしょうか?(・ω・)ノ
結論から申し上げますと・・・
劇的に改善しました!!
一度スライドさせただけでちゃんと電源が入ります。
実は施工後、既に一週間が経過しておりますが、電源スイッチを入れる度、毎回一度のスライドで電源が入るようになっておりますので、ほぼ接触不良は改善したのではないかと思います。

まとめ
パナソニック レッツノート(CF-LX3)のスライド式電源スイッチの接触不良改善のやり方についてご紹介しました。
本来でしたらスイッチを新しいものに交換するのがベストなのではないかと思いますが、如何せんこちらのパソコンはかなり古いモデルです。今後Windows11を入れる場合、第8世代CPU搭載モデル以降のパソコンでないとサポートを受けられなくなると聞いておりますので、恐らくパソコンを買い替えることになろうかと思います。なので、現在インストールされているWindows10のサポート期限である2025年10月までスイッチがもってくれれば良しかなと管理人的には考えております。
ご参考になれば幸いです('◇’)ゞ
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